創立78周年目 学び成長し続ける富勢中
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2月27日(月)富学協の全体会議
〇25日の土曜日に、今年度最後(年4回)の「富勢中学校区学校運営協議会(富学協)」が、「こども未来支援 みらいのボクら かしわ教室(柏市布施1190-2)」をお借りして行われました。私も初めて入らせていただきましたが、会議の冒頭に所長さんから、施設についての説明をしていただきました。「生きる力を育てる」を基本理念に児童発達支援事業を通し、子どもたちが将来、自分らしく個性が輝いて生きていけるように、社会性を育てつつ、未来について考え、夢に向かっていきていけるように支援をしているそうです。先日の市立柏病院もそうでしたが、地域にこのような施設があることは素晴らしいと思いました。
〇1日10名を定員としており、各専門家(ソーシャルスキルトレーナー、児童行動心理士、保育士、遊び発達インストラクター、介護福祉士、看護師、言語聴覚士、公認心理士、理学療法士、作業療法士など)から、一人ひとりに寄り添った支援が受けられます。これだけの専門の方々がチームとなって、ロールプレイゲームや体験的活動、将来ビジョントレーニングなどをしているそうです。特に気になったのが、「外活動では、静と動の時間を大切にし、座って話を聞く、見る、話すなどの五感を使う」ことを行っていることで、やはり人間(特に乳幼児から小学生)は、自分の身体と自分の意識が適切につながっていることが重要だと確認できました。
〇富学協の主な議題として、1、令和4年度学校評価について 2、授業参観の感想について 3、令和5年度の委員継続について 4、令和5年度の組織体制について 5、富勢学区あいさつ運動について 6、令和5年度入学式の出席について などがありました。
〇私からは、今年度の生徒の様子や学校評価の分析、1月の授業参観の報告、10日の卒業式(新体育館で開催)の予定を説明しました。本来ならば学校の応援団として出席していただきたいところですが、残念ながら卒業式は来賓等をお招きはしないことを説明し、了承していただきました。
〇富学協の今年度の最後の具体的活動として、「4校合同の朝のあいさつ運動」を実施することになりました。日時は、3月7日(火)~9日(木)の3日間 午前7:40~8:00で、各校の正門付近で、児童生徒と委員、地域住民に協力を得て実施します。また4月の入学式には、富学協が学校を校外から運営する側として位置づけられていることを広く伝えるためにも、従来の来賓としてではなく、学校のサポーターとして委員が入学式に参列したいことも了承されました。
〇涌井会長は常々、「この富学協は、座布団のように地域の子どもたちをやさしく下から支えつつ、風呂敷のようにやさしく包み込むことを目指しています。」と言ってくれています。金曜日に「社会に開かれた教育課程」について書きましたが、身近な社会であるこの富勢地域の方々が学校をやさしく見守ってくださることに感謝しています。
須藤昌英