校長雑感ブログ

9月6日(火)水道(手洗い場)増設

〇富勢中に赴任して5ヶ月、やっと校舎の全体図が頭に入りました。本校は校庭からみで右から、1号館(二階建て:3学年教室)、2号館(三階建て:特別教室)、3号館(四階建て:1学年教室)、1号館の裏に中庭をはさんで4号館(二階建て:2学年教室)があり、それぞれを通路でつないでいます。

〇私もこれまで市内の数校の中学校で勤務してきましたが、ここまで複雑なつくりの学校はありませんでした。4月当初はどの教室に行くにも校舎配置図を手にもち、歩きながら必死に覚えていました。ただその後も、急な用事である教室に向かうも、何度か間違えて遠回りをするなどの失敗をしてきました。先月の夏季休業中、生徒がいない校舎内を点検してまわり、ようやくここにきて全体像をはっきりと把握し、間違えることもなくなりました。

〇創立76年目ですので、当初の木造校舎から何度となく建て替えや増築を繰り返してきたため、このような校舎配置図になっているのでしょう。ただ校舎内を巡回していると、建築された年代が違うので、どの校舎も統一感は少なく、それぞれ独特なつくりをしています。1号館などはいまだ、廊下と教室の境の窓枠は、木造のところもあります。

〇また一番驚いたのは、廊下に水道(手洗い場)がとても少ないことです。もちろんトイレにはありますが、今までの勤務校でも各階に何ヶ所かまとまった手洗い場が設置されていました。これでは生徒に手洗いを奨励しても、物理的に難しいと感じていました。昨年度中から教育委員会に要望し、この夏季休業中に、1号館の二階に小さいですが、水道を設置してもらいました。

〇決してこれで十分というわけではなく、まだまだ足りない状況ですが、今後も教育委員会へ水道増設の要望を行っていきたいと思います。

須藤昌英

*左が従来の手洗い場で、右が新たに設置した手洗い場です。