校長雑感ブログ

6月28日(火)ミニ教員研修

〇これまで柏市の学校では、15年以上にわたりポプラ社が提供してきたインターネット百科事典『ポプラディアネット』をPCでの調べ学習等で活用してきました。そのサービスが昨年度で終了し、あらたに『Sagasokka!(サガソッカ)』という、1人1台端末時代に相応したものが開発されました。
〇先週の期末テストの午後、岩瀬学校図書館指導員が講師となり、具体的な活用方法を学ぶ教員研修を行いました。パソコンで何かを検索するときに、よく「Wikipedia(ウィキペディア)」をみることがありますが、Wikipediaは、世界中のボランティアの共同作業によって執筆されるフリーの多言語インターネット百科事典で、この中の情報は書き込んでるいる人が不特定多数であることから、その信憑性は疑問視されています。
〇そこでサガソッカは、信頼のある百科事典を基盤としつつ、生徒の「興味」に寄りそって、「学ぶ楽しさ」を実感できるわかりやすい解説や、項目に紐づく画像・資料、テーマ分類、おすすめサイト等、デジタル版独自の情報も利用できます。知りたいことをいつでも、どこでも、思いのままに検索することにより、探究/調べ学習の第一歩となる基本情報を、生徒たち全員が手にすることができます。

〇新しいツールを使って授業をしていくためには、まずは教員がその長所を理解し、効果的な使用方法を身につけなければなりません。この研修を契機として、各教科や総合的な学習の時間などで、このサガソッカをどのように活用していくかを引き続き模索していきます。

須藤昌英