校長雑感ブログ

林間学校最終日を振り返って

二泊三日の林間学校が終わりました。標高1,600mの八子ヶ峰ホテルを中心に生徒たちと過ごしてきましたが、朝晩は高原のさわやかな空気で、ホテルから見える緑の山々が輝いていました。昨年の清水公園での校外学習では、午前中のカレーライスづくりはできましたが、昼過ぎには40℃を超える猛暑となり、生徒たちが楽しみしていたアスレチックは断念し、帰ざるを得ませんでした。校長としては何とも申し訳ない気持ちで、この11ケ月を過ごしてきました。しかしこの三日間で、その無念さを晴らす以上の成長を生徒たちは見せてくれました。来週からの学校生活にもきっと良い影響があると確信しています。私もこれまで60回?を超える宿泊行事の生徒引率をしてきましたが、正直ここまで強い雨を経験したのは初めてでした。柏市の方も線状降水帯がかかっていると、テレビなどを見ては心配していましたが、何より目の前の生徒たちの安全を守ることを職員たちと優先しました。最後の到着式では私から生徒たちに、「旅行費用やお小遣いを君たちのために喜んで出してくれた保護者に、3日間の報告をするのが、帰ってからの君たちの責任です」と話しました。ホームページに掲載した写真をもとに、本人の話をじっくりと聞いてあげてください。ありがとうございました。

須藤昌英