R7_富勢中日記

2月17日(月)令和7年度学校教育活動年間計画の作成 

〇暖かい週末でした。あちこちで梅の花の香りがし、少し身体を動かすだけで、汗ばむようでした。1・2年生も定期試験前でしたので、自宅で準備をしていたようです。

〇ただまた今夜あたりから寒波がくるそうで、明日と明後日の公立高等学校の選抜試験に臨む3年生には、万全の体調を確保してもらいたいです。健闘を祈っています。

〇あと6週間あまりで、4月を迎えます。現時点で令和7年度当初の予定として、始業式は4月7日、入学式は4月10日(ただし中学校は午後)と決まっています。

〇これは柏市内の小中学校で統一です。同様に各学期の始業式・終業式、夏・冬・学年末の休業期間などはあらかじめ市教育委員会から通知されています。

〇その他の学校行事は、校長の責任の下に各学校で決定します。本校でも昨年末から検討を続け、来週の職員会議で最終的な案を決めていく予定です。

〇そもそも学校教育は、人間性豊かな生徒の育成をめざして、組織的・計画的に行われるものです。そのために、各学校では、適切な教育計画を作成し実施することが求められています。

〇教育計画の中でも、生徒の指導に直接かかわる「教育課程」は、教育活動の根幹をなすものです。その教育課程とは、「学校教育の目的や目標を達成するために必要な教育内容を、生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画」です。

〇具体的には、各教科(9教科)、道徳科、外国語活動、総合的な学習(探究)の時間及び特別活動について、学年に応じて、その目標、内容、指導に充てる時間等を組織的に配列したものです。

〇教育課程の編成の基準である学習指導要領の総則(文部科学省発行)に、教育課程の編成の原則として、「各学校においては、学校の教育目標の具現化を図るために、さらなる創意工夫を加え、適切な教育課程を編成しなければならない」と記述があります。

〇視点を広げれば、よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を学校と社会とが共有し、それぞれの学校において、必要な教育内容をどのように学び、どのような資質・能力を身に付けられるようにするのかを明確にしながら、社会との連携・協働によりその実現を図っていくことが重要です。

〇学習指導要領では、教育課程全体を通して育成を目指す資質・能力を、ア「何を理解しているか、何ができるか(生きて働く「知識・技能」の習得)」、イ「理解していること・できることをどう使うか(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成)」、ウ「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養)」の三つの柱に整理するとともに、各教科等の目標や内容についても、この三つの柱で整理されています。

〇さらに、資質・能力の育成が実現されるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら、生徒の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと、その際、各教科等の「見方・考え方」を働かせ、各教科等の学習の過程を重視して充実を図ることが示されています。

〇先ほどの行事の実施日も大きな視点で 式行事(入学式、卒業式など)、学校行事(体育祭、合唱コンクール、定期試験、避難訓練、授業参観など)、旅行的行事(修学旅行、林間学校、校外学習)、生徒会行事(新入生歓迎会、3年生を送る会、生徒総会、生徒会選挙など)をバランスよく配置していきます。

〇ただし一度は決めたものでも、諸事情の変化から新年度がスタートしてからの予定の変更もこれまでありました。これはもちろんできるだけ少ない方がよいことは承知していますが、その場合にはできるだけ早めにお知らせをしていきますので、ご了承ください。

〇特に来年度の大きな変更点としては、これまで三学期制で実施してきたのを二学期制への変更を検討しています。前期と後期の入れ換えは10月初旬となる見込みですので、また正式に決まりましたらお知らせします。

須藤昌英

【作成中の令和7年度年間行事予定表:あくまでもイメージです】