校長雑感ブログ

8月26日(月)第40回青少年の集い「オーバーナイトハイク」

〇24日(土)20:00~25日(日)4:30にかけて、柏市青少年相談員連絡協議会主催(柏市教育委員会後援)の「オーバーナイトハイク」が行われ、本校からも希望者18名(1年生9名、2年生4名、3年生5名)が参加しました。

〇この「オーバーナイトハイク」は、市内の中学生が、柏駅を出発し、市内30㎞の道のりを、歩行時間6時間、平均歩行速度5㎞のペースで、夜通し歩きとおすもので、柏市では恒例行事です。ただ体力的に自信がないと完歩できません。

〇今回は引率者の一人として、PTA会長の山本さんも参加して下さいました。夜の8時に柏駅ダブルデッキで出発式を行いました。田牧教育委長も激励の言葉をかけて下さり、学校ごとに元気に出発しました。

〇富勢中の前の道がコースでしたので、私は出発式が終わると富勢中の正門に先回りし、声をかけました。その後生徒たちは利根川の土手を北に向かい、市立柏高校や県立柏の葉公園を経由して、ゴールの柏中に早朝4時過ぎに到着しました。お疲れ様でした。

〇この「オーバーナイトハイク」は、現在は教員が引率者として参加することはありませんが、その昔は各校とも若手教員数人ずつが中学生と一緒に歩いていました。私も20~30歳代のとき、数回参加しています。

〇6時間歩くことは滅多にありませんので、元気な最初の2時間は良いのですが、段々と足のあちこちが痛み出し、時には足の裏に豆ができて出血したこともありました。最後の1時間はそれこそ必死で、ただ黙々と歩いていたことを覚えています。

〇そしてゴールしたときの感動はありますが、自宅へ戻る際の柏中から柏駅の1㎞弱の距離が果てしなく遠く感じたものでした。体力的には今ではとても完歩できる自信はありませんが、当時はよくやったなと自分でも思い返しています。

〇「オーバーナイトハイク」の目的は、「新しいことにチャレンジして、苦しいことにも立ち向かう経験をする経験を通して、学校生活などにそれをいかす」ことにあります。ただ参加した生徒たちは、「もう歩きたくない」「来年は絶対に参加しない」とゴールのときは言っていますが、1年経つとまたチャレンジしたくなるから不思議です。

〇夏季休業中の一つの思い出になってくれたら・・と思っています。

須藤昌英