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8月23日(金)柏市内一斉教員研修(学び続ける必要性)
〇昨日の午前中は、市内の小中学校の教員(約二千名)が、自分の勤務校という縛りを超えて、自分が学びたい教科や領域について、自主的に研修する貴重な機会がありました。参考までに、次のような12部会に分かれています。
・国語・書写・社会・算数&数学・理科・生活・総合的な学習・音楽・造形・英語・技術&家庭・体育・保健
〇私は算数・数学部会に属しているので、柏中学校で参加しました。この部会の責任者は、本校の宗形教諭で、本人の普段の授業の様子を参加者の皆さんに発表していました。その他3名の教諭の実践が発表され、その後グループに分かれて、4つの発表内容についての感想や1学期に行った自分の授業などの振り返りを話し合っていました。
〇この研修の流れは、普段から中学生の受けている授業と同じです。授業では、今日の課題について考える材料となる知識を先生から教わり、それをもとに自分で思考し、友達の考えも参考にしながら、結論を出していきます。昨日も参考になる他の教員の事例をもとに、自分ならどう考えてどう行動していくかを自己決定していきました。
〇教育基本法には、「教員の研修」について次のように定められています。「第九条 法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない」。つまり我々教員には、児童生徒の前に立つ前に、自己の研修(学び続ける)に励むことが求められています。しかし普段はなかなか忙しくてゆっくりと研修することが少ないため、この夏季休業中が絶好の機会です。
〇集まっての研修も大切ですが、個人の研修も学びになります。私もこの夏季休業中は、住んでいる我孫子の図書館に行ったり、気になっていた映画も鑑賞しました。来週は上野の東京国立博物館で特別展が開催中ですので、足を運ぶ予定です。
〇残り一週間の夏季休業ですが、生徒達にも多くの学びがあることを願っています。
須藤昌英