校長雑感ブログ

9月7日(木)生徒会によるあいさつ運動

〇朝の正門で、7時45分から8時まで、生徒会によるあいさつ運動が行われています。これは1学期の生徒総会で、「全校であいさつを活発にしよう」という前向きな意見が出されていましたので、それを受けて企画されました。

〇日常生活の中で、いざあいさつをしようと思っても、その瞬間無意識のうちに、「こちらからあいさつしても、相手から返ってこなかったら嫌だな」と躊躇(ちゅうちょ)したり、それを避けるために「相手があいさつしてきたら、こちからも返そう」とか「声をかけやすい人だけにあいさつしよう」としたりになりがちになります。

〇しかし、このあいさつ運動のように、生徒たちが自発的に、みんなで行おうとすることに大きな意味があると思います。やはりあいさつされた方は気分がいいですし、では次は自分から他の人にあいさつしてみようと、だんだんとそれが広がっていくと思います。そして最後は学校全体が明るい雰囲気になることでしょう。

〇あいさつの良さは、「やろうと思い立ったらすぐに始められる」ことです。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」など、一日のうちにあいさつをする機会は何度もあります。中学生ですと、まだまだ恥ずかしさもあると思いますが、あいさつは相手のためにだけでなく、自分を前向きにする効用もあることを自覚できるといいですね。

須藤昌英