校長雑感ブログ

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9月21日(木)感染症による学年閉鎖(1・2学年)

〇3連休明けの昨日は、1・2学年の複数の学級で、複数の生徒が感染症(新型コロナ、インフルエンザ)と診断され、その他にも体調不良を理由により欠席となりました。そのため1・2学年は、午後から臨時早退とし、本日と明日は、臨時休業(学年閉鎖)としています。ちなみに先週末に体育祭を行った近隣の中学校2校も、本校以上の欠席者があり、学校全体を今週末まで臨時休業としています。

〇今回の措置は、生徒の療養及びさらなる感染拡大を防ぐものです。振り返りますと、体育祭に向けての練習は、連日気温が30℃を超える中でしたので、本番当日は生徒たちの疲労も相当蓄積していました。そこで疲労による免疫機能の低下により、元気な時には免疫に押さえつけられていたウィルスなどが活発化したのも一因かもしれません。1・2学年の保護者の皆様には、生徒の状況を把握するため、お子様の「体温・体調」の報告をつながる連絡等でお願いしております。お手数ですが、よろしくお願いいたします。

 〇校長としては、体育祭での生徒の活躍は喜ばしいものでしたが、現実に多くの生徒が欠席している状況を見ると、大変複雑な気持ちです。来週から全校生徒がそろうことを心から願っています。

須藤昌英

 

9月20日(水)季節外れのインフルエンザ

〇インフルエンザは一般的に冬に流行のピークを迎えるケースが多いですが、今年は9月に入り季節外れのインフルエンザが流行しています。市内の学校でも現在、コロナと同時感染の例が報告されています。

〇新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、この3年間は徹底した感染対策が行われてきました。そしてこの感染対策はインフルエンザに対しても有効であったようで、インフルエンザの大規模な流行も少ない状況が続いていました。

〇しかしこれが逆にインフルエンザへの免疫を獲得する機会が少ない状況であったとも言えるそうです。人が複数回の感染を経験することにより、インフルエンザウイルスに対抗する力が鍛えられると考えられていますので、とても皮肉な結果とも言えます。

〇インフルエンザにかからないための予防法としては、食事の前などのこまめに手洗い・うがい、日常生活を送る上で無理のない範囲でマスクを着用する、冷房でエアコンを使用する際の定期的な換気、なるべく人ごみはさけるなどがあげられます。ある専門家は、「コロナにしろインフルエンザにしろ、対策としては全く同じことです。」と言っています。

〇厚生労働省のホームページには、週ごとにインフルエンザによる休校、学年閉鎖、学級閉鎖などの推移が発表されています。体育祭も終わり、今日から授業を再開しますが、しばらくは熱中症と感染症のダブル対策に追われそうです。

須藤昌英

9月16日(土)第77回体育祭

【体育祭についてのお知らせ】

〇柏市内の学校においては、児童生徒の命を守ることを最優先に、学校行事等の実施を判断することとなっております。

〇本日の体育祭は、予定通り8時35分より開始します。

〇ただし、暑さ指数(WBGT)が「31」を超えると、原則屋外での運動を伴う活動は中止と決められています。

〇生徒たちは昨日までの5日間の練習で、疲労を蓄積している様子が見られます。もし、本日の体育祭で、暑さ指数(WBGT)が基準を超える場合には、プログラムの変更や入れ替えがあることをあらかじめご了承ください。

須藤昌英

〇体育祭はおかげさまで、途中でプログラムを変更することなく、予定通りに実施できました。ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

9月15日(金)体育祭前日準備

〇昨日の朝、予行練習が始まった時は、強い朝日が差し込んでいましたが、途中から大きな雲が連続して富勢中の上空を通過したおかげで、日差しが遮られる時間が多くありました。加えて合間に2回の休憩(15分間)を入れ、日陰で水分を補給したので、生徒の体調悪化を最小限に止めることができました。

〇今日は明日の体育祭のために、午前中は最終練習、午後は係生徒で前日準備をします。天気予報では、だんだんと曇り空になり、最高気温も31℃ですので、無事にできるように願っています。

〇心配なのは明日です。天気予報では、午前中は曇り空ですが、昼過ぎから晴れとなっており、体育祭終了予定時刻の正午には、最高気温も32℃になる可能性があります。

〇学校では熱中症を予防することを目的として、「暑さ指数(WBGT)」を毎日測定し、それを判断の基準としています。この指数が「31」を超えると、屋外での運動は原則中止となります。もし明日、競技の途中でその基準を超えますと、次の競技を行うことはできません。

〇よく雨が降らないように、「てるてる坊主」をつくって願いをかけることがありますが、それを逆さに吊るしたてるてる坊主は、「あめあめ坊主」や「ふれふれ坊主」など、さまざまな呼び方があるようです。

〇今週は毎日、朝から晩まで天気予報ばかりチェックしています。あくまでも予報であり、見る予報サイトによっても違いがあります。しかし心情的には、こちらの願いに近い予報を信じたくなります。

〇明日はともかく晴れると熱中症のおそれが高まりますので、朝から長い時間、曇り空が続きますように・・・。

須藤昌英

 

【昨日の予行練習から】

 

9月14日(木)体育祭予行練習

〇明後日の本番当日を想定し、予行練習を行います。一番の目的は、仮プログラムに沿って進めながら、係り生徒(出発・審判・用具・招集・放送・得点・救護など)の動きを確認し、それをもとに本日中に改善点を洗い出し、修正案を検討することです。

〇ただし、今日も昨日と同じように午前中から気温が30℃を超える予報が出ています。熱中症対策として、午前11時までには一通りの練習を終えるとともに、合間に2回の休憩を入れ、その際は日陰で水分を補給しながら待機させるようにします。

須藤昌英

9月13日(水)体育祭練習

〇昨日から体育祭練習が本格的に始まりました。開閉会式の流れを確認したり、各学年ごとに、「徒競走」「レク走」「団体種目」の選手決めやルールの確認をしたりしています。今日は全校綱引きの隊形づくりや色別対抗リレーの練習を行います。

〇昨日も曇り空でしたが、少し動いただけでも汗をかいたり喉が渇いたりします。30分を区切りとして適宜休憩を入れ、水分補給をしながら進めています。

〇気になるのは、いつもよりも給食の残渣(食べ残し)が多く、栄養士も「暑さで食べられないのはわかりますが、主食のお米(炭水化物)など、きちんと栄養を摂取できていない生徒もいるのが心配です」と言っていました。特に疲れが蓄積されると、集中力が続かなくなり、ちょっとした動きでも怪我が発生する確率が高くなります。

〇ご家庭でも朝食や夕食をしっかりと食べ、夜も早めに就寝するようにしてください。

須藤昌英

9月12日(火)体育祭応援色別集会

〇先日の台風が去っても、日中はまだまだ厳しい残暑です。しかし空に浮かぶうろこ雲を見たり、朝晩の虫の音が大きく響くようになったりして、少しずつですが秋も感じられるようになりました。

〇昨日の5校時、初めて全校生徒が体育祭の色別(赤と白)で集まりました。校庭で行うので心配しましたが、午前中は日差しが強かったものの、午後は雲が広がりました。生徒たちは蒸し暑さに負けず、楽しそうに参加していました。

〇最初に応援リーダー(団)が一人ひとり自己紹介を行いました。その後赤組と白組の共通の応援コール(3種類)の練習を行いました。大太鼓のリズムに合わせ、生徒たちの掛け声と手拍子が校庭いっぱいに響いていました。

〇今日から体育祭練習が本格的に始まります。生徒たちの体調を優先し、熱中症対策を徹底しながら行いますが、ご家庭での生活リズムを整え、休息を十分にとるようにしてください。あわせて帽子やタオル、水筒などの用意を忘れずにお願いします。

須藤昌英

9月11日(月)第37回柏市小中学校科学展

〇9日と10日の両日、さわやかちば県民プラザの回廊ギャラリーで行われた科学展では、各校から夏休みの自由研究の代表として出品された作品や論文が展示されました。本校からは5作品を出品しました。

「音と周波数の関係」1年小島夕葵さん

「射的の景品を倒すには~どこに当てれば倒れるか~」1年桒原汐里さん

「キャベツで紙を作る~地球温暖化につながる森林伐採から木を守る~」2年渡部遥斗さん

「火成岩」3年石原由惟さん

「レモンで紅茶の色が変わるのはなぜか?」3年岩井愛莉さん

〇どれも科学的思考により、仮説(予想)をもとに、実験観察の結果(事実)と考察(仮説の検証とその判断根拠)をわかりやすくまとめてあります。理科の実験観察だけではなく、いろいろと人を納得させる文章は、すべて上記の要素が含まれています。各教科でもそのような力を身に付けることが目標の一つになっています。

〇身近な事象に疑問をもち、「自分で調べてみたい」という自主的な動機をきっかけに、未来の科学者が育っていくことを楽しみにしています。

須藤昌英

9月8日(金)応援リーダーの練習

〇16日(土)の体育祭に向けて、赤組と白組の応援リーダー(応援団)たちが昼休みに理科室と被服室に集合し、打合せや練習を行っています。

〇彼らは体育祭当日に、自分の体と声を使って仲間を鼓舞し、チームの一体感が味わえるように今から努力しています。どの中学校も数年前までは、衣装や小道具も工夫して、盛りあげようとしていました。しかし最近はコロナ禍に加え、猛暑に対する熱中症対策を優先しなければならず、時間短縮が求められていますので、シンプルですが心のこもった応援が中心になっています。

〇各組ともそれぞれオリジナルの応援を考案し、それを覚えることから始まります。パソコンで過去の映像を何度も映し出し、掛け声と振付が身体にしみこむまで練習しています。覚えるのは大変そうですが、精一杯楽しんでやってもらいたいと思います。

須藤昌英

 

 

 

9月7日(木)生徒会によるあいさつ運動

〇朝の正門で、7時45分から8時まで、生徒会によるあいさつ運動が行われています。これは1学期の生徒総会で、「全校であいさつを活発にしよう」という前向きな意見が出されていましたので、それを受けて企画されました。

〇日常生活の中で、いざあいさつをしようと思っても、その瞬間無意識のうちに、「こちらからあいさつしても、相手から返ってこなかったら嫌だな」と躊躇(ちゅうちょ)したり、それを避けるために「相手があいさつしてきたら、こちからも返そう」とか「声をかけやすい人だけにあいさつしよう」としたりになりがちになります。

〇しかし、このあいさつ運動のように、生徒たちが自発的に、みんなで行おうとすることに大きな意味があると思います。やはりあいさつされた方は気分がいいですし、では次は自分から他の人にあいさつしてみようと、だんだんとそれが広がっていくと思います。そして最後は学校全体が明るい雰囲気になることでしょう。

〇あいさつの良さは、「やろうと思い立ったらすぐに始められる」ことです。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」など、一日のうちにあいさつをする機会は何度もあります。中学生ですと、まだまだ恥ずかしさもあると思いますが、あいさつは相手のためにだけでなく、自分を前向きにする効用もあることを自覚できるといいですね。

須藤昌英