創立78周年目 学び成長し続ける富勢中
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校長雑感ブログ
10月16日(水)合唱活動が佳境に入っています
〇11月1日(金)に柏市民文化会館大ホールで行う合唱コンクールに向けて、毎日各クラスとも練習に余念がありません。特に帰りの会を延長し、パート練習や部分的に合わせての合唱に取り組んでいます。
〇1・2年生は混成3部ですが、3年生だけは混成4部(バス・テノール・アルト・ソプラノ)なので、学年が進むにつれてレベルが少し上がっており、大変ですがよく頑張っています。
〇合唱については私も昔、児童・生徒だった時代にいろいろな思い出があります。特に私が在籍していた柏中学校は、各学年とも15クラスずつあったマンモス校(全校生徒二千人)でしたので、全生徒そろってのコンクールを行う広さの体育館等は当時ありませんでしたので、学年ごとに行いました。
〇その学年の中での最優秀賞を2・3学年の時に獲った思い出は、今でも旧友と会って話をした際にはその話題になります。私も多くの友人も正確に楽譜が読めない又はその音がなんの音がわからないレベルで参加しましたが、ともかく緊張しながらも楽しむことができたところがよい思い出になっています。
〇今の生徒たちは練習の際に、手持ちの楽譜に注意点などをいろいろと書き込みをしたりしており、私たちの時に比べて「とても真面目だな」と感心してみています。私などは「何となく音が取れていれば大丈夫」などとタカをくくっていたので、まずはみんなで声を合わせるなどの気持ちの高揚感に触れることが一番だと思っています。
〇そもそも音楽(合唱)の力の一つとして、「聴いている人の感情に訴えかける」があります。音楽を聴いていると、楽しいや悲しいなどの喜怒哀楽が出てきたり、普段あまり考えないことも考えさせられることがあったりします。
〇同じクラスのメンバーとして歌うことで、聴いている人たちへ何かを訴えかけることができますが、それはつまり、あらためて自分と向き合える場面でもあるのではないでしょうか?
〇運動でいえば例えば駅伝は、何も道具を使わずに自分の身体能力だけで挑む競技ですが、同じく音楽の中でも合唱は、自分の声だけを一つの楽器として響かせ、クラスの仲間とハーモニーを奏でることでは、共通点があると思います。
〇当日生徒たちも、柏市民文化会館のステージでスポットライトを浴びて歌いますが、きっと中学校時代の良い経験として残るのではないかと期待しています。保護者の皆様、地域の皆様どうぞご来場下さり、生徒たちの爽やかな歌声をお聴きください。
須藤昌英
10月15日(火)ノーベル平和賞について思うこと
〇10月になると、ノーベル賞が一週間にわたって発表され、毎年のように日本人の受賞の可能性が報道されています。今年の受賞者の発表は、7日が生理学・医学賞、8日が物理学賞、9日が化学賞、10日が文学賞、11日が平和賞、14日が経済学賞となっていました。過去には科学分野で日本人も多く受賞していますので、やはり私もそこに注目していました。
〇ところが先日、今年のノーベル平和賞が「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」に決まり、私も正直驚きました。NHKの報道によると受賞理由について選考委員長は、「核兵器は道徳的に受け入れられず、二度と使用すべきでないという私たちが『核のタブー』と呼ぶ国際規範を形づくる上で、被爆者の証言が重要な役割を果たすと見ているからだ」「ウクライナに対するロシアの脅威をみると、これは人類に対する脅威の問題となっている。核のタブーが軽んじられると、最終的は核兵器が再び使用されることにつながる可能性がある」と指摘したそうです。
〇また同じく委員長は「来年は広島と長崎で核兵器が使われてから80年になる。この間、核兵器が使用されていないことは、人類を代表する形で被爆者によってなされた偉業だ」と述べ、被爆者たちのこれまでの活動をたたえたそうです。さらに「世界のすべての政治指導者に対し、人類と核兵器は共存できないというメッセージを送りたい。被爆者の痛みや苦しみに耳を傾け、『核兵器によって自分たちが経験したことをほかのだれも経験すべきではない』という彼らのことばを聞いてほしい」と訴えていました。
〇最後に被爆者や日本被団協に対して「何十年にもわたって継続してきたかけがえのない活動と、それを若い世代が引き継いでいることに感謝している」「世界中の国々の市民社会が核軍縮を政治課題として提起するため行動を起こすことを願っている」として今後、核軍縮の機運が高まることに期待を示しています。
〇日本のノーベル平和賞受賞は、非核三原則を表明した佐藤栄作 元総理大臣が1974年に受賞して以来、50年ぶり二度目です。私は当時小学校5年生でしたので、「日本の首相が受賞した」という事実はよく覚えていますが、そのことの意義まではあまり深く考えませんでした。
〇今振り返り、当時の佐藤首相が個人として受賞した理由が、「日本として非核三原則を提唱」したり「NPT=核拡散防止条約に署名」したりして、平和に貢献したことであったことを考えると、今度は同じ核兵器反対でも、国のトップではなく民間の団体が受賞したことは大きな意味があると感じます。
〇私は家族や親戚に被爆者はいませんが、広島や長崎の平和記念資料館などで当時の資料を目の当たりにして、大きな衝撃を受けたことは、同じ日本人として今後も忘れてはいけないと感じています。日本被団協は今回の受賞をきっかけに「核兵器廃絶に向けた活動」を強めていくでしょう。活動している中には、高校生などの若者もいるようです。若い頃に自国の歴史について考え、自分なら今後はどうしていくべきかと思案することはとても大切だと思います。
〇東欧(ウクライナやロシア)、中東(イスラエルやパレスチナなど)だけでなく、日本を含む東アジア(中国、台湾、韓国、北朝鮮など)でも、隣国どうしの過去の歴史や外交などの問題が山積しています。すべて正解があるわけでなく、国レベルや個人レベルでの対話や協働によって、お互いの存在を認め合うことからしか平和はやってこないと思います。
〇保護者の方々もお子様に対し、「まだ中学生だからどうせあまり関心がないだろう」などと思わず、ご家庭内でこの機会をいかし「戦争や平和」について、世代を超えて意見交換をしてみてください。中学生も必ず自分の意見をもっており、中には大人も目を見張るような卓見を示してくれます。
須藤昌英
【アルフレッド・ノーベルの横顔の肖像】
【佐藤栄作:第39代内閣総理大臣】
10月11日(金)「スポーツの日」に因(ちな)んで
〇14日(月)はスポーツの日であり、明日から三連休になります。昔は「10月10日が体育の日」と固定していましたので、一番気持ちの良い季節に設定(60年前の東京オリンピック開会式)したのだなと思っていました。
〇一昨年紹介した精神科医のアンデシュ・ハンセンさんの著書【最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―】から、スポーツつまり運動と子どもの成長について、要約をしてみました。
〇まず運動の後は、ドーパミン(幸せを感じる)やエンドルフィン(気分が高揚する)というホルモンが分泌されます。そのことで何とも言えない満足感が得られます。また運動したことで得られるドーパミンの方がスマホを見たときのドーパミンの量よりもずっと量が多いことが知られており、脳は臓器の中で心臓や肺などと比べても、一番運動から良い影響を得ていると指摘されています。具体的には、人間の認知機能やその他(記憶力、集中力、創造力)、つまり「知性」そのものが運動から良い影響を受けています。それが強いては「学力も向上する」ことにつながっています。
〇最近の子ども達は生活の中で、「座りがち」になっている傾向があり、データとして20年前に比べてスウェーデンの若者の歩数は25~30%減少しているそうです。またフィンランドの調査でも、よく歩いている子どもの方が集中して学ぶため学力が高く、ストレスも感じにくいことが発表されています。さらに別の研究では、運動が不安や鬱(うつ)のリスクを軽減しているデータが多い、つまり心理的な問題と戦うことができ、「ストレス耐性」があがることになります。
〇特に本来人間は生き延びるため無駄なエネルギーを使わないように、怠惰に生活することを遺伝子レベルで継承しています。つまり、有酸素運動は人間にとって「一種のストレス」であり、本心ではあまりやりたがらないのが普通なのです。しかしそこをあえて運動するとその最中は、大量のコルチゾール(エネルギーを動かすホルモン)が出ます。そして運動が終わるとコルチゾールの値が一気に下がります。これを身体で経験しておくと、運動以外でストレスを感じても、運動している人は運動していない人に比べてコルチゾールの量が少ない、つまりストレスに強くなっているということです。
〇運動量が減った要因はいくつかありますが、最大の要因はスマホであり、スマホは有効な情報を提供してくれるが、その反面「中毒性が強い」、そしてそれにより我々の時間を奪っていることになります。実際に15分のランニングは60分のウオーキングに相当する(つまり効果が4倍)そうで、ランニングでなくても、特に運動しない子には、学校まで歩いて登校することや休みの日に自転車で出かけることがとても効果があるそうです。学校でも昼休みにグラウンドで身体を動かしている生徒は、5時間目に溌剌としている姿が多い気がします。
〇家庭学習ではスマホを別の部屋におくこともハンセンさんは指摘しています。他国の精神科医ですが、世界でも日本と同じように、子どもの成長に不安を感じていることを強く思いました。
〇この三連休は天気が良さそうです。遠くに行かなくても、近くの公園や手賀沼などでウオーキングやサイクリングなどの比較的軽い運動をしようかと思います。子どもの大人も運動することにより「自分の身体の声」を聴くことができます。日頃の運動不足から身体が喜ぶ声が聴こえてくる気がします。
須藤昌英
【先日の青空の体育祭より】
10月10日(木)自分の言葉で語ることの難しさと大切さ
〇先月から3年生との「校長面接」を行っていて、ここまで50人くらいの生徒(それぞれ約10分間程度)が終わりました。あらかじめ質問シートを配付してあり、生徒がそれに自分の回答を書いてあるのを事前に回収し、こちらも参考にしながら、質問をその場で考えています。
〇もちろん個性がありますが、気になるのは、あらかじめシートに書いた自分の回答を覚えたままに答える生徒とそれはそれとして、その場で思ったり考えたりしたことを自分の言葉で言える生徒の違いです。
〇もちろん前者の努力は認めますが、時々シートにない質問もしています。その際、後者の生徒は慌てることなく、「少し考えさせてください」と断ってから、しっかりと考えた後で「私は~だと思います」と答えています。
〇不測の質問にその場で自分の経験を土台にして、自分の言葉で語れるというのは、やはり普段の生活や授業の中で、自分の考えを書き
留めたり、それをもとに発言したりしているからだと思います。それを繰り返す中で、段々と自分の考えの方向性が固まってきたり、逆に他人の考えと自分の考えを比べて、取り入れたいことは柔軟に学んだりしているのではないでしょうか?
〇ここまでの中で、個性的なキラリと光る生徒の回答を一部だけ紹介します。
質問1「この高等学校を志望する理由を教えてください」
回答1「はい、この学校へ夏休みに見学に行った際、学校全体が明るい雰囲気で、あちらの説明では『文武両道』を目指していると聞き、この学校で充実した高校生活を送りたいと考えたからです」
質問2「あなたが将来、看護の仕事をしたいと思ったきっかけはなんですか?」
回答2「はい、小学校2年のとき、怪我で入院した際、優しく接してくれた看護師の方のように、人のために働きたいと思ったからです」
質問3「あなたの特技はなんですか?」
回答3「はい、特技ではないのですが、英語が好きなので、11月頃に英検準2級に挑戦するつもりで、今問題集で勉強をすすめています」
質問4「得意(好きな)教科を教えてください」
回答4「はい、社会です。地理や歴史は暗記も必要ですが、その事実のつながりや流れを考えるのがとても楽しいからです」
質問5「あなたの長所と短所を1つずつ教えてください」
回答5「はい、長所は粘り強く何かに取り組むことです。ただ短所は夢中になると周囲が見えなくなり、人の話が聞けなくなるところです」
質問6「中学校生活での一番の思い出はなんですか?」
回答6「はい、修学旅行です。知らない京都の街を班員と協力して目的地にたどり着いた時の達成感が忘れられません」
質問7「尊敬する人物は誰ですか?」
回答7「はい、両親です。体調を崩しているときでも、家族のために文句も言わず働いてくれ、自分のことも気遣ってくれるからです」
〇お気づきだと思いますが、回答は最初に「結論(考えたこと)」を言い切り、その後に「理由(思っていること)」を言うと、相手に伝わりやすく好印象になります。
〇これは一朝一夕で身に付くものではありません。でもそれを意識しながら生活していると、いつの間にか相手に伝えるにはこれが一番伝わりやすいことがわかってきます。
〇「入試」と言う目先の関門もありますが、卒業後の「人生」にも、自分の言葉で、相手にわかりやすく語ることは重要になってくると思います。須藤昌英
10月9日(水)異校種体験研修(高等学校初任教員)
〇昨日、県立柏高校の若手教員2名(社会科・理科)が、異なる学校の教育活動を体験する研修を本校で行いました。県立柏高校は本校の学区内にあり、本校からも毎年多くの生徒が進学しています。今年の2月には、県立柏高校の生徒会長が富勢中卒業だというつながりで、両校の生徒会同士が協力し合い、能登半島地震への募金活動もしました。またこの3年生も4月からお世話になるので、お互いのことをよく知ることは重要だと思います。
〇お二人に感想を送ってもらったので、掲載します。
須藤昌英
【野本愛里 教諭】
富勢中での1日授業見学や学校の様子を通して、生徒たちの活発な姿勢に大変元気をもらいました。自分は主に理科の授業を見学させていただいたのですが、実験に対する意欲が高校生とは違い、生徒たちの学びに対する前向きな姿勢を見ることができ、自分自身の指導法に良い刺激を受ける貴重な機会になりました。久しぶりの給食や朝の会、帰りの会で大変お世話になりました。2-4組のみなさんありがとうございました!
【松尾 勇希 教諭】
本日はお忙しい中初任者研修にご協力いただきありがとうございます。本日の研修で印象に残っていることが2点あります。1点目は、給食の時間です。高等学校には給食の時間がないので、普段見ない光景でしたが、配膳の仕方など先生方の生徒への指導の仕方が大切になってくると感じました。2点目は、生徒の授業の取り組み状況についてです。積極的に手を挙げて発言をする生徒が多くいて、生徒が楽しんで授業を受けていたのが印象的でした。生徒が楽しいと感じることのできる授業を展開するために、特に導入に力を入れて授業作りをしながら、生徒の興味関心を引き出すことのできる授業を展開していきたいと感じました。本日の研修で学んだことを活かし、自分自身の成長のために日々努力していきます。本日はありがとうございました。
10月8日(火)ビオラの苗を鉢へ植え替え(ボランティア生徒)
〇昨日の放課後、11月16日(土)に富勢地区にお住まいのお年寄りの方々へ、鉢植えの花を届けるため、ビオラの苗を鉢へ植え替える作業をしました。73人のボランティア生徒と民生委員・ふるさと協議会の方々との協働でしたが、生徒は楽しそうにやっていました。
〇最初に植え替えの手順の説明を聞き、鉢に肥料入りの土を入れ、そこへ苗をやさしく入れていきます。数が多いので、手際よくやらないと終わりませんので、交代で植え替えとそれを運ぶ人の役割を大人が指示をしなくても、自分たちで自然に分担していました。
〇今日から毎日、交代で鉢へ水やり(10/8~11/16)を行います。朝の登校後に4人グループで、1000鉢に丁寧に水をあげていきます。昨年も一昨年も水不足から葉がしおれたり全体的に茶褐に変色してしまう鉢がいくつか出ました。今年は全部の鉢が元気で育つように、しっかりと水をやり定期的に追肥していきます。
須藤昌英
10月7日(月)テスト返しと自動採点システム
〇体育祭が終わり、今日から9月に実施した中間テスト答案用紙の生徒への返却が始まります。今回より柏市の中学校は、教育委員会が事業者と提携した自動採点システムを導入しています。教員の働き方改革の一つとして、採点の効率向上や集計ミスの根絶、採点基準ブレの低減が出来ることが導入の目的の一つです。
〇私は数学が担当で、過去にはだいたい1回の定期テストで150~200枚の生徒の答案用紙を採点してきました。問題の内容にもよりますが、すべてを採点し終わる時間ははやくても数時間、長い時には一クラス90分(5クラスで7時間以上)かかっていました。
〇当然の事、勤務時間内では終わりませんので、夜遅くまで職員室で行い、それでも終わらなかったり週またぎの日程の場合には、管理職の許可をもらい答案用紙を自宅に持ち帰り、ウィークディの夜半過ぎや週末の夜に採点していました。
〇前にも書きましたが、教員側はテストを採点することで生徒たちの理解度が把握できますので、正答率の低い内容は再度授業で取り上げたり、次からの授業のやり方を随時変えたりしています。つまり教える側への「評価(フィードバック)」としての役割があります。
〇今回の自動採点システムの最大の利点は、設問ごとに全生徒の解答がパソコンの画面に一斉表示されるので、全体としてどのくらいの正答があるかやどの生徒がどれを誤答しているかなどを一目で確認できるところです。もちろんこのシステムに採点させるだけでなく、最終的には教員が一つ一つを目で確認して、必要に応じて修正してから返却します。
〇またデータはクラウド上で一元管理されている為、設問ごとの採点者分担が一切の負担がありません。さらに今後は、担当教科・学年の垣根を越えた連携で、教科内の意識統一や、他学年の状況把握も可能になります。これはデジタル化・クラウド版ならではのチームワークの強化となります。
〇さらに弱点を補強するものとして、各生徒に応じて誤答した設問の類似問題を作成し、テスト後に行うこともできます。これはこれまで出来なかった個別最適化学習として、生徒個人を対象とした補習学習となります。
〇実際に使用した教員からは、「これまでの採点時間が半分から三分の一くらいまでに短縮できました」と聞いています。今回からの導入ですので、生徒からの反応もこれからまとめていきます。
須藤昌英
【数学の採点画面の例】
10月5日(土)第78回体育祭
〇昨日の体育祭は前の晩の雨の影響が思ったよりも多く、グラウンドの不良で生徒のケガなどが想定されるという判断で、プログラムの入れ替えや日程の変更を行いました。それにもかかわらず、ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。
〇グラウンド整備を行っている間に、あけぼの祭の前半(有志グループ作成の映像鑑賞)を体育館で行い、10時からグラウンドでプログラムを再開しました。その後は秋空にも恵まれ、午後に全校綱引きと色別対抗リレー、閉会式を行いました。
〇結果は総合優勝が紅組、応援賞が白組となりました。実行委員長 の中村さん、副実行委員長の宮前さん、紅組応援リーダー 大曾根さん、城代さん、白組応援リーダー 丹羽さん、松本さんたちの活躍はめざましく、盛り上がった体育祭となりました。
〇最後に体育館でドローンによる体育祭の様子を鑑賞しました。自分たちの動きが客観的に見えて、一日の振り返りになりました。
〇次は来月の合唱コンクールです。クラスごとの練習も来週から本格化します。念のため、7日の月曜日は代休日ではありませんので、気をつけてください。
須藤昌英
10月4日(金)体育祭(あけぼの祭)前日準備
〇昨日の体育祭前日準備は、午前中の最終練習に続いて、午後は係生徒で前日準備をしました。天気予報では、雨は夜の内のみでだんだんと曇り空になり、最高気温も30℃ですので、無事にできるように願っています。
〇体育祭実行委員会と応援団は生徒たちのリーダーとして、準備をすすめてきました。今日も大活躍してくれることでしょう。
〇これまでも熱中症を予防することを目的として、「暑さ指数(WBGT)」を毎日測定し、それを判断の基準としてきました。もしこの指数が「31」を超えると、屋外での運動は原則中止となります。今日も警戒または厳重警戒レベルまではいくかもしれませんが、運動禁止まではいかないと予想しています。
〇秋空が理想ですが、晴れると熱中症のおそれが高まりますので、朝から長い時間、曇り空が続きますように願っています。
須藤昌英
10月3日(木)体育祭予行練習
〇昨日は本番当日を想定し、予行練習を行いました。一番の目的は、仮プログラムに沿って進めながら、係り生徒(出発・審判・用具・招集・放送・得点・救護など)の動きを確認し、それをもとに本日中に改善点を洗い出し、修正案を検討することです。
〇気温が30℃を超える予報がありましたので、熱中症対策を講じていましたが、風が吹くと湿気の無い風だったので、少し涼しく感じられました。校庭入り口にミストシャワーを作動させたり、応援席でも手動のミストを生徒たちに振りかけていました。
〇それでも生徒たちの中には、顔や手足が真っ赤になるくらいに日焼けしている人も多くいました。紫外線が強いのでしょう。明日は天候が回復するようなので、私から再度、水筒・タオル・帽子・着替え(午後はあけぼの祭があります)の用意を呼びかけました。また前任校でも眼科医の指導を通して保護者から相談があり、サングラスの使用を認めていた生徒もいました。もし同様に希望がありましたら、担任や養護教諭にご相談ください。
〇ドローン映像の試行も行いました。やはり秋の青空の下では、空中からの映像の奇麗さは見事でした。明日も応援合戦や団体種目を中心に撮影し、午後は体育館で鑑賞します。楽しみです。
須藤昌英