げんきいっぱい高田っ子

鉛筆 目指せ!俳句の達人(5年生)

 バラエティ番組でも人気の俳句。3年生の教科書から俳句の学習が始まりますが,5年生は少しレベルアップした俳句づくりに挑戦します。「おもしろい」「楽しいな」「きれいだな」などの気持ちを表現する言葉を使わずに,自分の気持ちを伝える工夫を入れていきます。

①季語(季節を表す言葉)を決める。

 最近の生活をふり返り,心を動かされたもの(生き物,食べ物,行事など)に焦点をあてます。「これって季語になるのかな?」「この言葉はどの季節の季語?」などの疑問が出たら,一台端末の出番。インターネットを使って,調べます。

②季語のイメージをふくらませる。

 

 季語が決まったら,その季語の何に心を動かされたのか言語化します。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を使って,そのもののイメージを書き出します。「イメージが広がらない!」というときは,ペアトークをしながらいろんな視点で考えます。

③「五・七・五」の十七音にまとめる。

 イメージが広がったら,十七音にまとめます。先ほどのイメージマップから2つの言葉を選び,俳句にします。自分の思いが伝わる俳句はできたかな?

 「たった十七音」のストーリーに子どもたちは集中して取り組んでいました。そして,子どもたちがもつ感性のすばらしさも感じることができました。

 この後はできた句を詠み合い,よいと思った句を投票します。その中から選ばれた句は「文集かつしか」に掲載予定です。