令和3年度 高田っ子ニュース

鉛筆 地図の住所?

 「地図帳で柏市はどこにある?」と聞かれたら,どのように答えますか?
 「○ページのチーバくんの鼻のあたり」と答える子どもたち。千葉県に住む私たちなら,「あの辺だよね」とすぐに理解できますが,社会科の答えではまだ不十分です。「だれにでもわかる説明の仕方はないかな。」とつぶやく子どもも…

 説明する力を上げるために授業をしてくれたのは,学級経営アドバイザーの菅原先生です。「地図にも住所がある」というテーマで学習を行いました。

 地図をよく見ると,縦と横に何本も線が引かれています。縦には数字,横にはカタカナが振られています。これが地図の住所です。その線が合わさった四角のところに○○という街があるという説明をすると,だれにでも探せるようになるということを教わりました。

 「でも,その四角の中のどのあたりにあるのかを説明するには?」とさらにつっこんだ質問。「そういえば,3年生の時に四方位を学習したね。」と答える子どもたち。
 「じゃあ,○○という街の場所を説明してみよう!」と聞かれると,「○ページの△(カタカナ)の□(数字)の南側にあります。」なんともきれいな説明です。

 説明が上手になったら,地名探しクイズです。班対抗で地図上の場所を探し,一番に探せた班がその場所を説明します。

 教室がシーンと静まり返り,真剣に地名を探す子どもたち。後半は外国の地名も探しました。問題数が増えるにつれて説明する力も高まっていきます。

 地図帳は3年生以上に配付しています。ゲーム感覚で開く習慣がつくと,おもしろい発見がたくさんあります。ぜひ,地図と友達になってくださいね!