日記

令和5年度 逆井中日記

職場体験学習(2日目)

 

元気に職場体験学習に出かけていく生徒達!(下記内容と上記画像とは関係がありません。)

進学する高校は偏差値の高低で選ぶ、40年位前はそのような時代でした。さらに偏差値の高い大学に入ることがステイタスで、将来どのような仕事に就くかは二の次、そんな仲間が結構いたと記憶しています。

そのような時代から移り変わり、現代は将来を見越し、しっかりとした職業観や勤労観を身に付けさせたいとの思いからキャリア教育が重要視されるようになり、今般の職場体験学習が行われるようになっています。

2学期に実施してきた3年生全生徒との校長面談においては、できる限り将来の方向性について尋ねるようにしました。将来の職業を明確に考えている生徒は20~30%、「数学が好きなのでそれを生かしたい」等のように何となく方向性を考えている生徒が40~50%、残りの10~20%は、「まだ考えていない」という感じです。

さらに、保護者の方と相談したことがあるか否かに関しては、「全く相談したことも話をしたこともない。」と回答した生徒が数名いました。

年頃なので多くは語らないというお子さんもいるかもしれませんが、ぜひとも、親御さんのご経験等を交えながら、共に将来の方向性を考える時間を持っていただきたいと思います。目標が定まってくれば、当然、学習への意欲付にもなりますし、将来の職業にたどり着くための一つの手段として、高校や大学、専門学校等の方向性も決めやすくなります。

職業を明確にするまで話が進まなくとも、将来の方向性について話題にし、会話の回数を重ねることには大きな意味があると考えます。学校で行われている職場体験の時期はそんな話をお子さんとしてみる大きなチャンスです。