日記

令和5年度 逆井中日記

皆さんのおかげで怪我なく登校できました

前日午後からの雪模様、事前にできることをということで、正門付近の坂を中心に塩化カルシウムをまきました。いわゆる塩カルは融雪剤として重宝しています。もしかしたら保護者の皆様の中には学生時代に校庭の凍結防止のためにまいたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

   

前日夕方、塩カルをまく職員。                 夕方から本格的な雪になりました。

 今朝は、結構な積雪でした。幸い気温がさほど低くならなかったからか路面凍結で転倒事故という報告はありませんでした。私が出勤した時には、正門付近はすでに雪かきがしてありました。早く出勤した職員の有志達が雪かきをしてくれたとのことです。また近隣在住の卒業生と在校生も手伝ってくれたと聞いています。さらに運営協議会会長もスコップ持参で雪かきをしながら挨拶運動をしてくれました。本当にうれしいです。有難うございました。

  

正門付近。今朝の状況です。                  雪かきをする運営協議会会長。

このように皆さんのお力により、大きな事故なく1日を迎えることができました。ご家庭においても、注意喚起や服装のアドバイス等をしてくださったものと思います。本当にありがとうございました。

朝の挨拶運動実施中

  

「逆井中の生徒はよく挨拶をしますね。」と地域の方にお褒めの言葉をいただくことがあります。私も4月から毎日のように、朝と下校時には正門に出て生徒達を出迎え、見送りながら挨拶をしていますが、どの生徒達もよく挨拶を返してくれます。生徒達と関わる機会が少ない私にとってはとても楽しみで、元気をもらえるうれしいひと時でもあります。

  

昨日から、部活動や生活委員会の生徒達が一緒に朝の挨拶運動をしてくれています。いつもより元気な声が響き、さわやかさが増しています。挨拶は人と人とのコミュニケーションの第一歩ですので、これからも皆で大切にしていきたいですね。

能登半島地震のための募金活動実施中!

 

 3年昇降口前で活動するボランティア委員の皆さん。

 1月1日に能登半島を襲った大地震、毎日の報道番組を視聴していると、その悲惨さ大変さが伝わってきます。実際にあちらに在住している方々や関係する方々は、さぞ悲しく、苦しく、大変な思いをされているのではないかということが容易に想像できます。始業式の校長式辞の中では、「今、普通に仲間と再会し、普通に学校生活を送れることに感謝しながら日々の生活を送りましょう。」との話をしました。

 今回、本校ではボランティア委員の皆さんが中心となり募金活動を実施してくれています。今週いっぱい(2月2日㈮まで)毎朝8:00~8:12の間です。昇降口で生徒登校に合わせて行っていますので、どうぞご協力をお願いします。

「ちばっ子 学びの未来 デザインシート」とは?

本日、1、2学年全生徒が「ちばっ子 学びの未来 デザインシート」による調査を実施しました。これは千葉県教育委員会が進める学力向上施策の一つで、将来必要となる力がどのくらい身についているかを調べるためのものです。調査対象は県内すべての公立小(3~6年生)・中(1、2年)学生約26万人です。

   

様々な教科の力を総合的に活用して問題発見・課題解決しながら解答し、その結果を生徒一人一人に還元することで、生徒の学ぶ意欲の向上と、教職員の授業改善を推進することを目的としています。一見、定期テストのようですが、実施方法は一人一台タブレットを使用しながらペーパーレスで行うという時代の流れに則った方式をとっており、通知表等の成績に影響するものでもありません。

   

初めての試みですので、教師側は緊張感をもって丁寧に説明していましたが、生徒達はタブレット使用にも慣れたものでトラブルなく実施していました。逆井中生徒の順応性の高さと、集中力を感じました。

「学力」というものの考えが変わる中、新しい時代のアセスメントの一つになるのではと期待しています。

創作ダンス

2年生の体育は、自分たちの手で作り上げる創作ダンスです。全9時間、タブレットを駆使して作り上げます。男子も積極的に、しかしながら「もっとゆっくり~」等と女子に声をかけながら楽しそうに取り組んでいました。外は冬の風で寒いのですが、体育館は比較的穏やかな様子でした。

   

昔は、ダンスは教えられたことを皆で一斉にやるとか、照れくさくて踊りたくないということもありましたが、今日、見たところではどの班も前向きに、そして楽しそうに取り組んでいる印象がありました。どのようなダンスが完成するのか楽しみです。

   

避難訓練:不審者対応でバリケード設置

 

久しぶりに歌った校歌ですが、とても上手でした。         生徒指導からは、友達との関わり方についての話がありました。

本日は3学期初日、始業式に続き「避難訓練」を実施しました。避難訓練と言っても昔ながらの火災や地震を想定して全学年が校庭に避難するというのとは異なります。今回の訓練では2001年に大阪府の池田小で起きた無差別殺傷事件を例にし、不審者が現れた際に教室出入り口にバリケードを作る練習をしました。

 

速やか且つ静かに…さすが3年生、真剣そのものでした。

3年生の教室で見学させてもらいましたが、速やか且つ静かに机や椅子でバリケードを築き、静かに床で待機するということを実践しました。「備えあれば憂いなし」と言います。決してあってはならない事件ですが、もしも遭遇してしまった際には、どのようなことをすればよいのかを実践した経験がある人とそうでない人とでは対処の速さが異なると思います。

 

バリケード完成後は、静かに床に座り待ちます。

物騒な事件をよく耳にする時代です。平和な社会を願わずにはいられません

「いつもありがとうございます」CS横断幕!

新年を迎えました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

本日、逆井中学校正門脇にコミュニティ・スクール(CS)の横断幕を掲げました。学校運営協議会メンバーの渾身の作です。次の2枚を掲げています。

  

〇「いつもありがとうございます」:日頃、学校・学校運営協議会に協力くださっている全ての方々への感謝の気持ちを込めています。感謝の気持ちを持つことの大切さ、素晴らしさを子どもたちにも伝えていきたいです。

〇「次世代の子どもを育てる学校運営協議会」:子どもは地域の宝物、逆井地域(柏市、千葉県、日本…)を支えることになる子どもたちを大切に育てていきたいとの思いを込めています。

おそらく柏市内、他の中学校に先駆けての掲示となります。学校にお越しの際、正門前をお通りの際にご覧ください。

恒例の神社清掃!

 

 

12月27日、ボランティア委員と有志部活による神社清掃が行われました。地域貢献の一環として15年位前から続いている行事です。参加生徒は150名超、逆井中学校そばの浅間神社の境内が狭く感じます。

 

 

浅間神社、弁天様、天神様の3箇所を手分けして掃除します。もの凄い量の落ち葉にも、嫌な顔一つせず一生懸命に体を動かす逆中生、見る見るうちにきれいになっていきます。およそ90分間位の作業で見違えるようになりました。

 

 

清掃の後は、”十色”咲かそう会の方々が作って下さった「すいとん」のごちそうをいただきました。大鍋2つ分…200人分位はあろうかと思われる凄い量です。「昨年度はおかわり分がなく、子供たちに悲しい思いをさせてしまったので、今年は倍量作ったから、満足してもらえるとうれしい」と代表の方はおっしゃっていました。2杯、3杯と思う存分にいただいていたようでした。

 

 

地域貢献をさせていただいた上に、おいしい「すいとん」をいただかせてもらえた逆井中生はともて幸せなのだと思います。これからも皆で、逆井地域を盛り上げていけるといいですね。

 

 

 

2学期終業式

12月22日㈮に第2学期終業式を実施しました。

今回は感染症拡大の懸念が小さいことから体育館で実施しましたので、校歌の全校合唱があり、生徒達の元気な歌声に励まされとても嬉しく感じました。

さて、校長式辞では、大きく3つの話をしました。

1.校長から全校生徒への通知表(学年毎に2学期の頑張りをほめました。)

2.「主体的」生活の振り返り(学校生活、学習への姿勢、部活動)

3.担任からのプレゼント(各生徒への通知表のこと)

 それぞれの大意は次の通りです。ぜひお子さんと話題の一つにしてください。

 

1.校長から全校生徒への通知表

【1年生】

清水公園の校外学習は自分たちの手で作り上げ成功させました。公共の交通機関の利用の仕方にはほとんどの生徒が気づかいできました。先日の性教育の参加態度をみると、4月から大きく成長したことがわかります。今後もさらに成長し、数か月後に入学してくる下級生の立派な先輩になってください。

【2年生】

先日の職場体験学習2日間を無事故で終われたことは大変素晴らしいです。当日のみならず、これまでの日常生活がきちんとできていたので良い結果につながったのでしょう。また学校のリーダーとして、委員会、部活動でも立派に役目を果たしてくれています。苦労もあるかもしれませんが、残り半年余りさらに自分自身を成長させられるように頑張ってください。目標は、立派な3年生を追い越すことです。

【3年生】

3年生は第一線から退き受験モードに入っていますが、良い後姿を見せることで後輩たちに好影響を及ぼしてくれています。特に、一時ルーズになりかけた朝の登校時刻については、3年生自身が遅刻をしないように頑張り、その姿を後輩たちに見せ続けたことが、1、2年生の遅刻者減少につながっています。今後も、気持ちを引き締めて生活することで最上級生としての責任を果たしてください。一人一人の進路実現を応援しています。

 2.「主体的」生活の振り返り

学校生活、学習、部活動それぞれについて、主体的な活動ができたか否かを問いました。今後も主体的生活を心がけ、成長して欲しいです。

 3.担任からのプレゼント(各生徒への通知表)

通知票に記されるC(時にはBも同様)や低い数値は、自分を伸ばす道標となるのでとても大切なものです。皆さんに厳しい評価をくれるのは、皆さんのお家の方を除くと、学校の先生方以外には、そうはいないと思います。厳しい評価や言葉は、耳の痛いものではありますが、その弱点や不足している部分を克服することで自分が成長できると思えば、大変ありがたいものだと気づくはずです。通知表というすばらしいプレゼントを無駄にすることなく、さらに成長して欲しいです。

1年「性教育(デートDV)」

  

講師の先生方                         生徒によるロールプレイ…上手でした。

12月21日(木)1学年で性教育講演会を実施しました。テーマは「デートDV」です。「DV」という言葉をご存じの方は多いと思います。いわゆるドメスティック・バイオレンスの略で、配偶者や恋人間に起こる様々な形の暴力のことです。

「DV」に「デート」を付けた「デートDV」は、恋人同士の間に起こるDVのことです。ここで言う暴力というのは、身体的な暴力の他に、過度の拘束等の心理的な強要も含まれますので、大人に限らず、中学生、高校生の恋人同士にも十分に関係してきます。講演の中で、1年生生徒達が行ったロールプレイは、「部活動と遊びとの時間の調整に苦労する」場面でしたので、詳しい内容をお子さんに聞いてみてください。

  

                        教師陣もロールプレイで参加しました。

講師の先生方の話で印象的だったのは、「男(女)はこうあるべきだという固定観念を持たないこと(ジェンダー平等)」「互いに尊重し合うこと」「自己決定の大切さ」等、人権意識を高く持つことです。改めて人権意識高揚の必要性を感じさせられました。

  

それにしても、寒い中での60分間に及ぶ講演でしたが、1年生の態度は大変立派で、講師の先生方も感心されていました。入学時からの1年生の成長を感じさせてもらった1時間でした。