校長あいさつ

令和５年度　校長あいさつ

　令和５年度、松葉中学校４３年目の歴史が始まります。

　今年は、新入生２３４名を迎え、全校生徒６５５名、２０学級、教職員５２名でスタートしました。

　学校教育目標は、「自ら学び、力強く生きる生徒の育成」です。めざす生徒像は「好奇心にあふれ、生きた学びができる」「自ら考え、判断し、行動できる」「思いやりのあるコミュニケーションができる」としました。

　世界の情勢を見ると、平和で誰もが安心して暮らせる社会は、いつでも、自然にあるもではないことを考えさせられます。また、様々な技術が日進月歩で進化し、今日の常識は、明日の非常識になることも多々見受けられます。このような激動の社会の中で、自分も他人も大切にし、より良さを希求しながら、たくましく生きている人になってほしいと願っています。そのためには、常に自分自身をアップデートさせる目標を持ち、貪欲に学び、失敗を恐れずに挑戦し、そしてそれを続けることができる強い意志を持った生徒に育ってほしいと思います。学校教育目標には、その願いが込められています。

　また、今年度の重点は「主体的に活動し、意欲的に学ぶ心豊かな生徒の育成」です。学校教育目標に迫るために、学習面でも生活面でも生徒の主体的な活動をより積極的に進めて行きたいと考えています。自分の考えをしっかり持ち、他と調和していく中で、自ら学ぶ力やたくしさが育まれます。新型コロナの扱いが変更（２類→５類）になり、生徒同士の関りや地域との関りをより一層深めることができるようになりました。この機に、生徒一人一人が主役となって活動に取り組み、確かな力を身に付けられるようにしていきたいと考えています。

　学校運営協議会「松葉学園」（松葉中学校、松葉第一小学校、松葉第二小学校合同）がスタートし、２年目を迎えます。「地域と共にある学校」をキーワードに、共育目標である「夢を持ち、自律して学び行動し、社会に貢献できる人を育てる」に向けて、三校・地域が一体となって取組を進めてまいります。色々な場面で地域の皆様のお力をお借りすることになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。