松葉中日記

12月20日(金)全校道徳~ネットいじめについて~

本校では、全校生徒が一堂に会し、ネットいじめやSNSの適切な使い方について考える道徳の時間を実施しました。この取り組みは、先日参加した「いじめ防止サミットKASHIWA」を受けて企画され、いじめを防止するための具体的な行動を全校で共有することを目的としています。

取り組むにあたり、下の3点を意識して取り組みました。
・ネットいじめがもたらす影響や、その防止に向けた適切なSNS利用方法について理解を深める。
・異なる学年の生徒同士で意見を交換することで、多様な視点を学び、「いじめをなくすためには何ができるか」を全校で考える機会を提供する。
・全校でいじめ防止に向けた意識を共有し、思いやりや相互理解を深めることで、学校全体の雰囲気をより良いものにすることを目指す。

話し合うにあたり、下のテーマに基づいてすすめました。
基調テーマ 「海外では子どものSNS利用を規制する動きがあります。あなたは、中学生までSNSの利用を禁止することに賛成か反対か」
①テーマ1 『もしも柏市の中学生以下の児童生徒のSNSの利用を禁止する』条例がつくられることになったら、賛成か反対か
②テーマ2 『ネットいじめが生まれないようにするために、学校や家庭でどんなことができるだろうか』

話し合いが終わった後で、
「今回のような、クラスだけでなく、違う年の人達と意見を交換することが大事だと思った。」
「ネットいじめについてしっかり向き合うことができた。」
「優しい言葉を使うように意識する。トラブルが起きないように細かいことに気をつける。」
「言葉遣いに気をつけ、他者を傷つけるような言動を控える。また、自分で制限時間を設け、ネット使用時間を程々にする。」
「もっとこのような活動をしたい。」
などの声が生徒から聞かれました。

本校では、前生徒会がいじめをなくすために「笑顔の習慣作り」というスローガンをつくり活動してきました。この活動を継続させながら、今後もこうした取り組みを通じて、生徒一人ひとりが安心して過ごせる学校づくりを目指していきます。