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増西っ子 令和7年度(校長室より)
7月のできごと
7月に入り、2週間が過ぎました。1学期も残りあとわずかです。
3日には、講師の先生をお招きし、教職員で第1回校内授業研究会を行いました。今年度の研究主題は、「自分で課題を見つけ、目標を定め、粘り強く学ぶ児童の育成~個別最適な学びと協働的な学びを意識した授業づくりを通して~」です。子供は有能な学び手であることを意識しながら、子供たちが主体的に学びに向かえる授業づくりを目指しています。
この日は、1年生と2年生の学級で授業を展開し、校内の先生方で授業を見合いました。
【1年生 算数「どちらがながい」】
えんぴつや消しゴムなどの身近なものを使って、机の縦と横の長さを比べる方法を考えました。
【2年生 国語「きつねのおきゃくさま」】
自分で決めた方法(友達と相談しながら、自分で考えて、先生と一緒に)で、音読や登場人物の気持ちの読み取りに取り組みました。
子供たちが帰った後は、先生方も学び合いです。授業中の子供たちの一人一人の様子を思い出しながら、「この子の学びのためには、こんな環境を整えていけるとよいのではないか。」と次の授業につながるアイデアを出し合いました。
9日には、3年生が社会科の学習で、近くのスーパーマーケットに見学に行きました。
見学したり、お店の人から話を聞いたりしたことを一生懸命メモする姿が見られました。
3年生と4年生は、社会科の学習で、柏市のことや自分たちの生活に関連することを学びます。そのため、スーパーマーケットや、浄水場などの施設を見学する機会を多くとるようにしています。教科書だけの学びではなく、本物を見て、そこに従事する方々からの話を聞くことで理解を深めています。
そして、11日には、5年生が川口にあるスキップシティという施設に校外学習に行きました。
施設の中にある、映像ミュージアムでは、映像の歴史や実際に映像を制作する体験ができます。子供たちは、あらかじめ決めておいたディレクターやカメラマン、キャスターなどの役割に分かれて体験しました。みんな真剣そのもの。一つのニュース番組でも、たくさんの人が自分の役割を果たし、協力して作られていることを感じたと思います。
今週の金曜日は、いよいよ終業式です。特別な行事がない日にも、子供たちは1日5~6時間の学習に取り組んできました。また、クラスの友達と共に給食を食べたり、協力して掃除をしたり、遊んだり、喧嘩をしたりしながら、この1学期間を過ごしてきました。達成感をもって、楽しい夏休みに向かえるよう、あと数日を大切に過ごしていきたいと思います。