校長室から

2024年10月の記事一覧

10月23日 林間学校を終えて・・・

 先週の17日(木)、18日(金)に手賀の丘少年自然の家に林間学校に行ってきました。大津中前で、バスに乗り込みあっという間に自然の家に到着。行く途中に、手賀の杜にある某コンビニが見え、子どもたちは口々に「ここをまっすぐ行くと僕の家!」、「私、ここにいったことある!」と話していました。

 近いことの利点として、午前中から活動できることが挙げられます。今年は、【コマ図】というものを使ったオリエンテーリング。【コマ図】は、曲がる方向が矢印で示されていたり、曲がる付近に地図記号が入っていたりします。しかし、これがなかなか難しい・・・第1ポイントにたどり着くまでに相当な時間がかかったようです。でも子どもたちは迷ったら、スタートに戻る、ということがきちんとできていて、最終的には全部の班が予定していた1時間でゴールすることができました。先生方も「迷ったらスタートに戻る」という、事前指導で伝えたことが子どもたちに浸透していたことに感心していました。

 そして、近いことの利点その2。それは、キャンプファイヤーに教頭先生と4人の先生方が手伝いに来てくれたことです。キャンプファイヤーでは、つい盛り上がって火の近くにいってしまう可能性もあります。なので、大人の目は多ければ多いほど良いのです。先生方は、焚火の番をしてくれただけでなく、レクの盛り上げ役も担ってくれました。キャンプファイヤーは、普段とは違った子どもたちの一面を見ることができる素敵な機会でした。子どもたちの充実した笑顔は夜空の中でもよくわかりました。

 他に、勾玉や焼杉などの体験学習、飯盒炊爨などいろいろな体験をする中で、子どもたちは少しずつ成長したように感じます。そういった場面以外にも、それぞれが係を担当していることで、グループのみんなに呼びかけたり、率先して動いたりする場面が多くみられました。これらも、子どもたちを成長させる要因となります。

 子どもたちは、ちょっぴり成長して帰ってきました。それは、今の時点では、目には見えない成長かもしれません。でも必ずこれからの学校生活に活かしてくれると期待しています。

10月1日 全校朝会にて

 気がつけばもう10月です。先々週までは暑い日が続き、子供たちも外で遊べない日が続いていましたが、ここ最近は気温も下がり、休み時間に子供たちが元気に校庭を走り回る様子を見ることができるようになりました。

 今日の全校朝会では、子供たちに3つのことをお話ししました。

 一つ目は、通知票について。今週末、通知票が担任の先生から手渡されますが、通知票は、担任の先生からのメッセージです。「みなさんの良いところはここだよ!」、「これからこんなところ伸ばして欲しいな。」という思いが詰まっています。「できた」「できなかった」で終わりにするのではなく、ぜひメッセージを心にとめて、これからも学習や係活動で活躍してほしい、と伝えました。

 二つ目は、挨拶について。「毎朝の交差点での旗振りでは、みなさんの挨拶に元気をもらっています。ですが、最近夏の疲れのせいか、少し挨拶がパワーダウンしている気がします。またみなさんから元気に挨拶してくれると嬉しいです」、と話しました。

 三つめは、登下校の仕方について。「1学期にも話しましたが、最近また気になっていることがあります。それは、黄色いポールよりも前に出て信号を待っていたり、追いかけっこをしながら登校をしたりする人がいるということ。朝の車は急いでいてとても危険です。スピードを落とさずに左折してくる車もいます。とても危険なので、落ち着いて登下校しましょう」、と伝えました。

 とても素直で、いつも「校長先生!」声をかけてくれる子供たちです。「この3つ、よろしくお願いしますね。」とお願いしたら、「はい!」と元気に返事を返してくれました。