校長室から

5月24日 運動会を終えて

 運動会が終わってちょうど1週間がたちます。

 休み明けの火曜日の朝、子供たちはさぞかし疲れがたまっているだろう、と思いながらいつもの交差点に立ちました。すると、いつも通りの「おはようございます!」の元気な挨拶。「ありがとう」と書かれた旗に興味を持ち、話しかけてくれる低学年の子供たち。先週までと変わらない今まで通りの登校風景でした。ただひとつ違っていたのは、全体的に登校時間が少し遅くなったこと。先週までは運動会もあり、子供たちも若干早めに出ていたのかな、と思いました。特に大きなイベントがなければ、今の登校時間が良いと感じました。子供たちも落ち着いて登校している印象を受けました。

 その落ち着いた気持ちのまま教室に向かうことができたようで、教室を覗くと落ち着いて生活する子供たちの姿がありました。運動会からうまく切り替えができた子たちが多かったようです。

 運動会という学校行事での体験も大切ですが、大きな行事の後にスパッと切り替えることができることも子供たちにとって大事なスキルだと私は思っています。

 こうして振り返ってみると、毎日のちょっとした経験が子供たちのスキルアップにつながっていることを実感します。そうです。子供たちは毎日少しずつ成長しているのです。毎日一緒にいるとなかなか気づかないかもしれませんが、少し視点を変えてみると子供たちの成長が見えてくるかもしれませんね。