サーバー室のとなりから

柴山・学びの革新プラン

まもなく平成30年が暮れようとしています。
学校教育をめぐって,新学習指導要領への移行を中心に多様な見方がされてきた一年でした。新学習指導要領では,小学校に英語が教科として入ることや,プログラミング教育が小学校から始まり,中学校ではさらに高度なものになるなど,他にも多くのポイントがあります。
新しい学習指導要領に向けての取り組みを学校では進めていますが,学習指導要領の背景にある基本的な考え方が大切になってきています。それは「子どもが生きていく世界の変化」です。人口が減少に転じ,高齢化がますます進み,日本だけでなく世界とのつながりで考えざるをえなくなりました。さらに,AiやIoTなどの新しい技術なしに生活が成り立たたなくなくなる Society5.0 とも言われています。

その中で,文部科学省からは「柴山・学びの革新プラン」が発表されました。

「新時代の学びを支える先端技術のフル活用に向けて


そこには以下のように書かれています。

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  1.  Society5.0の時代こそ、学校は、単に知識を伝達する場ではなく、人と人との関わり合いの中で、人間としての強みを伸ばしながら、人生や社会を見据えて学び合う場となることが求められています。
  2.  学校教育においてその中核を担うのは教師です。そして、教師を支え、その質を高めるツールとして先端技術には大きな可能性があります。
  3.  進展する技術を学校教育にも積極的に取り入れることにより、教育の質を一層高めていくため、「新時代の学びを支える先端技術のフル活用に向けて~柴山・学びの革新プラン~」をとりまとめましたので、公表します。

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これからの時代を生きる子どもに必要な資質・能力はどのようなものか,考えていくことが求められいるのではないでしょうか。