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円福寺「岩本石見守」の石碑

   前回は「千葉県神社」碑にふれたが、この碑の右(写真の右端)に小金牧にかかわる石碑がもう一つある。この碑は江戸時代、小金牧を管理した「岩本石見守」を讃えるものである。当時、柏を含めた広大な小金牧には軍馬等として育てられたは野馬がいて、時に田畑との境の野間土手を乗り越えて馬が入り込んで村人を困らせた。

寛政5年(1793)に幕府の命を受け、野馬増産などの改革を小金牧で行った岩本石見守は村人に牧内の木で炭焼きを奨励するなど善政をしいた。石見守を讃える碑は流山や野田にもある、いつか訪ねてみたい。