藤っ子日記(令和5年度)

1月25日の藤心 4年生 和楽器「琴」で「さくらさくら」を奏でる

今日の藤心は、-1℃からのスタート。晴れていますが北からの強風が吹き荒れています。音楽室で4年生が琴を使って「さくらさくら」を奏でていました。子ども達は、楽譜に書かれている番号(数字)の順をすでに覚えてしまっているようでした。

 

指使いを熱心に確認したあと、演奏している姿を友だちに動画撮影してもらっていました。

 

子ども達同士で教え合う姿もありました。

 

「琴」のほかに「三線」も用意してありました。また、一人一台端末を使って、琴や三線、三味線を使って演奏している動画を視聴したりして、和楽器の音を楽しんでいました。琴の楽譜は、漢数字で書かれています。漢字を13個読めて、その数字の絃の位置を覚えて弾くだけでいいわけです。すてきな音が出る琴は魅力的です。「三線」は、14世紀末頃に「三弦」が交易によって中国から琉球王国に伝わり、形はほぼそのままで、独自に発展した楽器です。今でも沖縄の人々に親しまれている楽器です。その「三線」が、16世紀頃に日本と琉球王国との間の貿易によって日本に伝わり、そこから改良されて生まれたのが「三味線」です。「三味線」は、日本の伝統楽器という分類の中では、歴史的に最も新しいものです。