藤っ子日記(令和5年度)

7月12日の藤心 4年生 たのしい「藤心小:落語教室」を実施しました。

今日の藤心は、3日連続の熱中症警戒アラート発令の通り、ジリジリの暑さです。午後1時の気温は36.1度。今日は特別講師として落語家「山遊亭くま八先生」をお迎えし、「藤心小・落語教室」を実施しました。子ども達は、ライブ体験できるとあってワクワク。まずは、落語について、いろいろなお話を聞きました。

 

「めくり」に書かれている名前の文字は、「寄席文字」という独特の文字で、隙間が狭くなっています。これは、隙間なくお客様がたくさん来て下さいますようにと願っているそうです。また、座布団は、必ず縫い目のない辺がお客席のほうを向くように置いて座ります。縁の切れ目がないようにと願っているそうです。子ども達は、「へぇ~」と、興味津々。

 

落語に欠かすことができない道具として、「手ぬぐい」と「扇子」があります。この2つの扱いと仕草、表情、声の強弱等を組み合わせて、見ている相手に噺(はなし)の内容や場面の様子をわかりやすくしています。つまり、落語は、聞くのではなく、「耳と目と頭で、聴いて、観て、思い描く」ものだと言えます。

 

続いて目の前で落語を披露していただきました。子ども達は、すっかり落語の世界に入り込んでしまいました。落語の楽しみ方を知った子ども達は、終始、笑顔でした。

 

みんな「楽しかった!」「もっと、やりたい!」と。とてもいい時間だったようです。落語家・山遊亭くま八先生、ありがとうございました。