藤っ子日記(令和4年度)

校内書き初め大会

1年・2年は硬筆、3年から6年までは毛筆で、校内書き初め大会を実施しました。12月に習字の先生に指導してもらった3年から6年生までは、体育館で行いました。練習の時とは、雰囲気が違いピリッとした緊張感が漂っていました。

限られた時間内で納得できる作品を仕上げます。一枚一枚丁寧に書き上げていきます。

3時間目・4時間目になると窓からの日光が、子ども達を明るく照らし、書き初め大会にぴったりの空間を演出してくれました。

「書き初め」は平安時代から宮中で行われていた儀式です。邪気を祓うと信じられていました。宮中や一部の文化人の行事だった「書き初め」は、江戸時代の寺子屋、そして、明治時代以降の学校教育で一般庶民にも広がりました。

筆を使って文字を書く機会が、今の時代ではあまりありませんが、書き初め大会のような時間は、子ども達にとって大切な時間であると思います。