藤っ子日記(令和4年度)

ブラスバンド部「さよならコンサート」

延期になっていたブラスバンド部の今年度の活動の集大成「さよならコンサート」を実施しました。コロナ禍での部活動、練習スタート時には、感染予防対策によって様々な制限があり、思うように練習は進まず苦労や我慢をしてきました。パートごとにいろいろな場所で練習、時には廊下でということもありました。

  

2学期以降は徐々に制限も緩和され、柏市音楽発表会に参加し練習の成果を発表することができました。そして、今回、「さよならコンサート」も実施することができました。

1曲目は「翼をください」という楽曲。「翼をください」は、1970年代に活躍したフォークグループ「赤い鳥」が発表した楽曲です。音楽の教科書にも度々掲載されていて、合唱曲としてとても有名な楽曲で、大人なら誰でも知っているイメージです。今回は合唱ではなく、ブラスバンド部による演奏で楽しんでもらいました。

 

2曲目は「RPG」という楽曲。「RPG」は、SEKAI NO OWARIというバンドの楽曲です。クレヨンしんちゃんのアニメ映画の主題歌として起用されました。DTMを使ってシンフォニックなアレンジをしているところも特徴的です。DTMとはDesk Top Musicの略で、パソコンを使用して音楽を作成編集する手法で、いわゆるコンピューターミュージックです。今回はブラスバンド部による生演奏で聴いていただきました。

 

3曲目は映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の楽曲です。この映画を支える魅力の1つが「音楽」です。その中でもおススメの楽曲が、今回、ブラスバンド部が選曲した「彼こそが海賊」([He’s A Pirate])です。英雄的なモチーフや勇壮なメロディ、冒険心あふれるリズムをブラスバンド部が演奏。ビート感を前面に出したアレンジでの演奏を体育館に響かせました。

 

今日のコンサートで、保護者の皆様、藤心小の仲間たちに、自分たちが練習を重ねてきた楽曲の演奏を聴いてもらえたことは、ブラスバンド部の子ども達にとって貴重な時間、大切な思い出となったはずです。次の令和5年度は、ブラスバンド部にとってフルに音楽活動ができることを願っています。ブラスバンド部のみなさん、ありがとうございました。