今日の一枚

わくわく林間学校(5年生)②

「勾玉」か、それとも「焼き杉」か!

本日1つ目のイベントは創作活動です。

古代に夢を馳せて世界で一つだけの「勾玉」を作るか。デザイン力を駆使して部屋のインテリアにぴったりの「焼き杉」を選ぶか。活動意欲を喚起するために、選択の自由があることはとても大切なことです。子どもたちはやる気満々で創作室へと向かいました。

今日は自然の家の方が先生です。皆食い入るように説明に耳をすませています。

勾玉作りは気が遠くなるような作業です。4センチ平方センチほどの滑石(ろう石)を紙やすりでひたすら削り続けます。手も服も真っ白です。銘々自分の好きな形に削り込みます。みんな上手なこと。友だちと声をかけあいながら、頑張っていました。

「大切な仲間」を感じる瞬間って、こんな時なのかもしれませんね。共に励まし合いながら活動を共有する。皆いい表情でした。

一方こちらは「焼き杉」作りです。自分で考えてきたデザインを杉板に描き、のりでなぞります。のりを絞り出すのに一苦労。「もう握力が〜」のりを塗る面積が広い子は、もう必死でした。

次はお楽しみ、杉板をバーナーで焼きます。火を使う機会って、なかなかないですもんね。最初はおっかなびっくり。腰が引けていました。しかしそこは子どもです。あっという間にコツを掴み、最後は職人さんのような手際の良さでした。

創作室は、終始子どもたちの明るい話し声と歓声が響いていました。仲間と一緒に何かをするって、どうしてこんなに楽しいんでしょうね。(^^)

ああお腹がすいた…。次はランチタイムです。