今日の一枚

エンジンを育てよう!

応援団の子どもたちが先生となり,今日は全校で応援グッズのうちわ作りをしました。

1年生の教室をのぞいてみましょう。

4年生2人が協力して,子どもたちに作り方を教えていました。

まあ,その姿の素晴らしいこと。

わかりやすい説明,優しい言葉がけ,丁寧な個別指導。

やる気になった時の子どもってすごいですね。

一生懸命1年生にうちわの作り方を教える4年生を見ていて,涙が出そうでした。

彼らは自ら応援団に立候補し,活躍の場をつかみとりました。

そして,活動の1つとして1年生にうちわの作り方を指導するという役割を得ました。

人は,自分で選んだものについては,力を注ぐことができます。子どもも同じです。

そして,その中で自信をつけ,次への意欲が心の中に湧き上がってきます。

自己決定→自己実現→自信→意欲ですね。

車に例えるならエンジン部分。

人として生きていく上でのエンジン部分を育てるのが小学校時代です。

しっかりとしたエンジンを育てるのには,

「自分で決めて・自分でがんばってみて・『自分はできる』と感じて・『次もがんばろう』と思う」

その繰り返しと積み重ねが必要です。

いくら知識があっても,いくら技能が高くても,いくら学歴が高くても,

しょぼいエンジンでは厳しい人生の坂道は登れないわけですね。(^^;

がんばる4年生を見ていて,大人になったこの子たちが,社会で活躍する姿が目に浮かぶようでした。