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百聞は一見に如かず(3年生)
3年生になると「社会科」の授業が始まります。
3年生は柏市の様子,4年生になると千葉県の様子,5年生が日本,6年生は世界へ。
学びの対象が同心円的に広がっていきます。
3年生の社会科学習の1大イベントの一つが「市内めぐり」です。
柏市の地形,土地の使われ方,主な公共施設,地域による特徴等について,見学します。
さてさて,私たちが住んでいる柏八小の学区と,他の地域では,どんなちがいがあるのでしょうか?
「先生,もうすぐ国道16号線です!」子どもたちはよく知っていますね。
そこで先生からの質問です。
「みんなの家の近くの道路と国道ではどんなところが違うかな?」
「うーん…」子どもたちは目を凝らして考えます。
「あっ,広さが違う。」「国道は4車線あります!」
「走っている車の種類に違いはあるかな?」
「あれ,トラックがすごく多いよ。」「道路の周りは大きなお店が多いよ!」
「なんで,国道の周りには大きなお店が多いんだろうね?」
「車に乗ってきて,利用しやすいからじゃないかな…」
一つの疑問から次々と発見が生まれます。実際に目で見ながらの思考です。見学の醍醐味ですね。
子どもたちといえば,この通り。
「学んだこと,気づいたことを忘れてなるものか!」と,必死にメモをしていました。
あっという間に柏の葉陸上競技場に到着です。
子どもたちは施設の担当の方の話に耳を傾け,その後,次々と質問をぶつけていました。
そして,次はお楽しみの…
特別に,400メートルトラックを走らせていただきました。
みんな大喜びです!
さて,次は歴史のある布施弁天を訪ねました。
皆,神妙な面持ちで本堂に向かいます。
敷地内に飾られてある絵馬を見たり,鐘楼(かねつきどう)を見学したりと,
由緒ある建造物に真剣に目を向けていました。
布施弁天の裏手からは,利根川をはさんで隣の茨城県(取手市)が臨めます。
利根川や手賀沼の近くには,水田が広がっていることも発見しました。
たくさんの学びがあった市内めぐりでしたね。
まとめの学習では,みんなで発見したことをポスターにまとめるとか。
でき上がりが楽しみです。(^^♪