文字
背景
行間
今日の一枚
算数はたのしい!?(3年生)
皆さん,子どもの頃,算数の勉強は好きでしたか?
私は「大嫌い」でした。
なぜか。
さっぱりわからなかったからです。
5年生の時,「小数のわり算」のテストで0点を取ったことは,今でもよく覚えています。(^^;
算数という教科の特性を一言でいうなら,「系統性と積み重ね」です。
要は,2年生の学習が理解できていなければ,3年生の学習は100%わからないということです。
そう考えると,好き嫌い,得意不得意がくっきりとわかれるのも当然ですね。
先生たちは,「そうはさせまい」と頑張ります。子どもたちが少しでも理解し,
「わかる」→「楽しい」となるように。
4年生の取り組みに習い,3年生の算数の授業でも,習熟度別の学習が始まりました。
今回の単元は,これまた肝心かなめで基礎基本となる「整数のかけ算の筆算」です。
子どもたちは,自身のプレテストの結果から判断し,所属するグループを選択。
「自分で選択する」これがよいのでしょうね。
自分が選んだグループで,子どもたちは,いつも以上に熱心に学習に取り組んでいます。
こんな感じです。
それぞれの理解度に合わせて,先生が分かりやすく丁寧に授業を進めます。
子どもたちは,心地よさそうに学習に取り組んでいました。
わかることが増え,やればできるという見通しが持てたとき,子どもたちの学習意欲は高まります。
習熟度別学習を通して,子どもたちのやる気スイッチがオンになり,
分かる授業をとおして「算数が楽しい!」という思いを持つ子どもが一人でも増えてくれたらと願っています。