2022年7月の記事一覧

抑止力としての効果大

  

21日終業式の日の夕方、四中正門前に集まった方達は、青少協の地域パトロールの皆さんです。

この地域パトロールがいつから始まり続いているかはわかりませんが、このパトロールが、落ち着いた四中を支える一助となっていることは間違いないと思っています。もしかしたら落ち着いた四中学区をパトロールする必要はないのでは?と思う方がいるかもしれませんが、私はこのパトロールは大いに必要なことだと思っています。

10年位前、四中が大変だった時期があったと聞いています。その頃地域の皆さんが積極的に関わってくださり、学校を立て直してきたとのこと。もちろん保護者の方々の協力もあったと思います。今、四中にはいわゆる非行少年、非行少女といわれるような生徒は見られませんが、多くの子どもたちが様々なストレスや困り感を抱えながら生活していることは以前と変わらないはずです。

われわれ大人は、年頃の子供たちの内面に寄り添いながら丁寧な見守りをしていかねばなりません。この地域パトロールは子供たちに「見守ってもらっている」という安心感を与えます。「見られている」という緊張感を持つ生徒もいるかもしれません。どちらにしても、大人の存在を子供たちに伝えていくことは重要です。

大人の側からは、子供たちを「見ている」だけかもしれません。この行為が地域の子供たちの安定につながっていることを証明するエビデンスはどこにもありません。しかしながら、見ていれば子供たちの変化に気づきやすいですし、早期対処もしやすいです。何と言っても抑止力になっていることは間違いありません。次週27日にも同様のパトロールが実施されます。安定したこの地域を見守ってくださっている青少協の皆さんには心から感謝です。 (文責 飯田)

一学期終業式

            

                      (終業式の様子)

                

         (代表生徒の話)                    (部活動の表彰)

本日7月20日(水)、一学期終業式を迎えました。コロナウィルス蔓延後、はじめて全校生徒が体育館に集まり終業式が行えました。

 

1年生は、中学校に進学して学校生活に慣れることができたでしょうか。

2年生は、進級後の新しいクラスで仲間をつくることができたでしょうか。

3年生は、最上級生として学校生活を充実させることができたでしょうか。

校長先生からは、様々行事を通して生徒が成長しているとのお言葉をいただきました。

 

また代表生徒の話でもあったように、みなさんそれぞれに成果と課題があることと思います。

成果は自信にしてください。そしてさらに伸ばしていけるように力を注いでください。

課題に対しては、これからも向き合って克服していけるよう努めましょう。

 

明日から長くて短い夏休みが始まります。校長先生からお話しいただいた夏休みの生活の心得をもとに、健康に留意して、計画的に過ごして欲しいと思います。

 

9月1日に元気な姿で会えることを願っています。(文責宮下)

委員長選挙

      

      (立候補者の演説の様子)                  (教室で演説を聴く生徒)

 

7月8日(金)に第2学年で委員長選挙が行われました。

学校を支える各委員会の長を決めると言うことで、勇気が必要だったと思いますが12人の生徒が立候補をしてくれました。写真の通り、演説はリモートで行われ投票に関してもタブレットPCから投票するなど、ICT機器を利用し実施されました。演説を聴く生徒は、真剣な眼差しで有権者としての責任を果たそうとしている様子がありました。

 

結果的に当選した生徒、惜しくも落選してしまった生徒もいますが、勇気をだして立候補をしたことが一番意味のあることではないでしょうか。また選挙の運営を行った、選挙管理委員の生徒もスムーズな実施に協力してくれました。

 

今月10日(日)には参議院選挙が行われました。選挙権が18歳に引き下げられたことにより生徒も遠くない将来、有権者として国政選挙に関わることになります。そのためこのような機会に選挙の意義や意味に触れ、熟考して投票することは、いずれなる有権者としての意識を高める、貴重な経験になると思います。(文責宮下)

脱いじめの取り組み

     

本日、1年生全クラスで、「脱いじめ」に関する取組の一つとして、ストップイットジャパン株式会社から専任講師をお招きしての授業を行いました。

授業の中では、いじめを止めるための要素として、加害者、被害者以外の「観衆・傍観者」になりがちな生徒達が何をするかが大切だと話がありました。大意は次の通りです。

①「観衆・傍観者」は加害者、被害者に声をかける。

 例)やめなよ。やり過ぎだよ。大丈夫? 等

②「観衆・傍観者」は心の中で、「いじめは嫌だ。」「いじめはやめた方がいい。等と思う。「どうでもいい。」等と 思わない。心の中で思うだけで、変わってくる。

③誰かに相談する。

 例)先生や親等の大人、「STANDBY」

『STANDBY』は、匿名報告相談アプリです。このアプリを推奨する本授業は、柏市がいじめの未然防止・早期発見・早期対応に向けた取り組みの一環として、平成29年度から柏市内の中学1年生全員を対象に行っているものです。もちろん柏市内全ての中学生が相談を無料で行えます。専門の相談員に直接相談できますので、学校では相談しづらいことなども安心して話せるのが特徴です。いじめに限らず、家庭での悩みや進路、友達等どんな内容でも可能です。

本日、生徒一人一人が自分のタブレットに相談窓口となるアプリ『STANDBY』に登録し、いつでも相談できるように準備しました。タブレットを使用できない人(場合)は、電話での相談も可能です。

中学生になり、行動範囲が広がり様々な経験をすることにより、いじめだけでなく、SNSでの困り感、家庭での困り感、進路の悩み、性の悩み、友達から受ける相談への対処等々、様々なストレスを抱えることが考えられます。中学生になると親には何も話さないというお子さんもでてきますが、1年生全員に授業プリントが配付されましたので、これを機会にご家庭でもぜひ話題にしてみてください。(文責 飯田)

総合体育大会始まる。四中生を応援します!

  

  

 3年生最後の大会である「総合体育大会」が始まりました。今まで一生懸命に取り組んできた部活動の集大成の場です。持てる力を出し切って満足感をもって終えて欲しいです。また、吹奏楽部はコンクールで心を一つにして演奏し、最高の曲を奏でて欲しいと思います。囲碁将棋部、カルチャー部は総体がありませんが、他の部活同様、後輩達にバトンを託していくことになります。

  

  

 画像は、生徒会が企画・運営してくれた「総合体育大会・各種コンクール壮行会」の様子です。それぞれの部が最後の大会等に向けての決意表明をし、全校生徒による応援をしました。熱中症対策で1、2年生は急きょ教室でのリモート参加となりましたが、応援の場面では皆立ち上がり、一生懸命に手拍子での応援をしてくれていたとのことです。全校応援をリードしてくれた応援団の皆さん、急な変更にも関わらず、しっかりと運営してくれた生徒会の皆さん、ありがとうございました。

  

  

    後輩達にとっては先輩達の最後の活躍の場です。有志をしっかりと目に焼き付け、伝統というバトンを受け継いで欲しいです。(文責 飯田)