四中日記 令和4年度

3年生性教育

 

 本日3年生を対象とした性教育を実施しました。講師は日本医科大学産婦人科学教室の豊島将文 准教授です。豊島先生は柏中学校の卒業生とのことで、柏に縁がありご講演に来ていただくことができました。

内容は次に記す通りです。

【講演の内容(見出しのみ)】

1 男女の身体の変化について

2 月経のトラブルと対処法

3 望む妊娠と望まない妊娠について

4 性感染症について

5 子宮頸がんとHPVワクチンについて

 講演の中では、異性に対する思いやりが必要な事、過剰な束縛や無視は心の暴力であり、デートDVにあたること、性の多様性(LGBTQ+)について、性交には妊娠の可能性があること、性感染症の放置は命の危険に関わることがあること、子宮頸がんにより毎年3000人程が亡くなっているというデータがあること等、とても多くのことを学ぶことができました。

 卒業を目前に控え、男女交際についての関心が高まってくるこの時期にぴったりだったと感じました。性に関する問題は、身近であればある程、話がしづらく感じる問題でもあります。一方で非常に大切で時には命に関わる問題に発展することもあります。子供たちがご家庭で、そんな話をしだすかもしれませんので、これを機会にぜひ一緒に向き合い話を進めてみてはいかがでしょうか。 (文責 飯田)