四中日記 令和3年度
第3回進路集会
先週、3年生の第3回進路集会が行われました。今回のテーマは「私立高校出願に向けて」です。3年生にとって、受験は大きな試練です。皆、真剣そのもの、一生懸命に話を聞いていました。
進路指導主任からは、私立出願についての一般的な手順や注意点が話されました。保護者の皆様の時にはなかった?と思われるWEB出願について(ほとんどの学校で実施しています。)、先を見越して担任に作成依頼しなければならない書類について、出願方法について等々、大切なことが具体的に説明されました。私立の場合は、学校毎に手順等が異なる部分がありますので、必ず、自分が受験する学校の募集要項を、自分自身で確認するようにしてください。
平素から自立心が身についている生徒、自立していこうと日々意識している生徒、まだまだ大人への依存心が強い生徒等、様々です。日頃から自立心を身に付けさせようと促していくことは重要なことですが、今回ばかりは、ミスが許されない大舞台ですので、滞りなく進められるよう、保護者の皆様においても、ぜひ、お子様と共に、要項で確認をし、手助けをお願いします。
学校では「取りまとめ日」を設定しており、生徒達が出願するすべての書類を、3年の全職員で確認します。そのため、出願日より前に、願書等必要書類の作成を促していますのでご理解ください。第1回目の取りまとめ日は、12月10日、茨城私立に出願する生徒が対象です。 (文責 飯田)
実験で多くのことを学びます。
昨日、理科室をのぞいてみました。廊下の端にある教室ですが、なんとなく生徒達の楽しそうな雰囲気が廊下まで伝わってきていました。思わず足を踏み入れ、尋ねてみると、「薬品が溶けるかどうか調べています!」とのこと。ちょっと楽しそうです。
これまでは、班員が向き合って実験することを制限してきましたので、なんとなく新鮮な感じがします。もしかすると面と向かって行うことは、1年以上やっていなかったのではないかと思います。やはり、教師が実験するのを見ているだけの演示実験よりも活気があります。うまく実験できたかどうかは定かではありませんが、自分達の手で行うことの意味は大きいです。
実験結果は教科書や参考書等を開けば知ることができますが、経験から得た知識の方が記憶として残りやすいです。また友達と活動することを通して、生きていくのに必要な、コミュニケーション力や協調性等を身につけることができます。
今日も子どもたちは、仲間達との様々な活動を通して多くのことを学んでいきます。
(文責 飯田)
林間学校報告②
大食堂では、前向き+「黙食」でした。 朝食です。
ホテル前での閉校式 実行委員の皆さん
林間学校2日目、あっという間の最終日、会津若松市内の班別行動です。事前の計画にそってバスに分乗し、それぞれのコースをたどって、正午には鶴ヶ城会館に集合します。初めての土地で、バス等を利用し、集合場所にたどり着けるでしょうか。
紅葉がきれいでした。 鶴ヶ城天守閣から市内を一望できます。 鶴ヶ城です。
鶴ヶ城のお堀周辺を歩く。 「あかべこ」の絵付け体験
集合場所の鶴ヶ城会館前にて 最終チェックの様子です。
事前予約で「あかべこ」の絵付け体験をする班、鶴ヶ城の天守閣まで登る班、土産物屋で時間をさく班等、様々です。どの班にも共通して感じられたのは、今の時間を楽しんでいるなということです。班内での話し合いが足らず?ちぐはぐになっている場面も見られましたが、この2日間で大きく成長したことは間違いないと思います。
この後、「行事の振り返りをしっかりと行い、今後の学校生活に生かし、さらに次年度の修学旅行につなげて行きたい」と、2年の職員は、すでに1年後の生徒達の成長した姿を思い描いているようでした。 (文責 飯田)
林間学校報告①
校庭での出発式です。 防災機能を備えた高台にある公園で説明を聞きます。皆真剣な表情でした。
2学年の林間学校は天候に恵まれました。
初日、津波被災地区に新設された防災機能をもった公園を見学した後、「いわき震災伝承みらい館」の語り部さんが、津波の恐ろしさ、いざという時の判断の必要性等々を、ご自身の体験から、生の言葉で聞かせてくださいました。バス内での話だったため、子どもたちの表情は見えませんでしたが、もしかしたら若干ショックを受けた生徒はいたかもしれません。心に残るお話だったと思いますので、ご家庭で話題にしてみてください。
「コミュタン福島」内を見学している様子です。
次の「コミュタン福島」では、福島原発の被災状況や放射線の恐ろしさ、廃炉の困難さ等を学びました。生徒達はとても真剣な表情で学習しており、90分の見学時間があっという間に感じました。震災から10年経ちますが、福島では、まだまだ過去の出来事にはなっておらず、困難は継続しているのだということを実感しました。
山の中腹にあるホテルです。 寒い中での記念撮影。 到着式の様子です。
各クラスの趣向を凝らしたスタンツです。
フォークダンスで親交を深めました。
ホテルでのお土産タイムです。
夕方、磐梯山中腹にあるホテルに到着した際は、さすがに肌寒く感じましたが、キャンプファイヤーでの子どもたちの熱気が、寒さを吹き飛ばしてくれました。第1部のスタンツは、各クラスとも、趣向を凝らしたダンスや寸劇などで大いに盛り上がり、第2部のファイヤーを囲んでのフォークダンスでは、親交を深めることができたのではないかと思います。それにしても、目の前から打ち上げられる花火師による打ち上げ花火は、怖くなるくらいに迫力満点でした。 (文責 飯田)
2年林間学校2日目朝
昨夜は、子供達の趣向を凝らしたスタンツで盛り上がり、キャンプファイヤーではフォークダンスとプロの花火師があげる本格的花火に感動しました。
本日は予定通り会津若松での班別行動を行います。
ケガ、発熱等の生徒は一人もおらず、全員元気です。
2年林間学校
本日は、予定通りの行程を済ませ、全員ケガなく、先程ホテルに入りました。バス酔いをした生徒以外は、今のところ、発熱等の体調不良者は、いません。
外は結構寒いですが、館内は短パンで過ごす生徒がいる程、あたたかです。この後、夕食、キャンプファイヤーを、明日は予定通り班別行動をする予定です。
戻ってきた歌声!
男子は人数が多いので廊下で練習。 女子は同じ方向を向いて・・・。
先日、柏市教育委員会から「感染症ガイドライン」の改訂版が通知され、そのことに伴って、行える学習活動の範囲が増えました。その一つが上記画像にある合唱です。おそらく2年ぶりの合唱練習ではないでしょうか。以前は、帰りの会の時間になると、当然のように聞こえていた歌声ですが、制限されるようになってからは全く聞くことができなくなっていました。
今日の帰りの会の時間、階上から歌声が響いてきたので、慌てて2階へ上がってみると、嬉しいことに3年生の練習に遭遇しました。嬉しくて、思わず写真に収めてしまいました。なるべく人数をしぼって、短時間での練習にする事としています。マスクも着用したままですが、本当に久しぶりの歌声です。この先、どのように仕上がってくるのかが大変楽しみです。
音楽の授業では、今週から歌唱指導が始まっています。3年生は1年の時に歌った経験がありますので、モチベーションを上げていけば、よい歌声ができそうだとのことです。一方で、1年生は歌を歌うための筋力や体力がもたないらしく、教師の「歌を歌って疲れた?」との問いかけに、「もうダメだ~」という応えが帰ってきたとのことです。頑張れ1年生!
2年のブランクというのは予想以上に大きいのかもしれません。2年分を取り戻すべく、ひとつひとつ積みあげていくしかありません。何事にもしっかり頑張れる四中の生徒達ですので、必ず良い歌声を響かせてくれるようになると思っています。12月上旬には、学年毎の合唱交歓会という形で発表会をする予定です。 (文責 飯田)
林間学校間近です
フォークダンス、当日も楽しみです。 しおりの読み合わせ、結構大変です。 教師陣も、密かに頑張ってます。
2度の延期により、11月に実施することとなった2年生の林間学校が、どうやら現実のものとなりそうです。コロナ新規感染者数の数値が跳ね上がり、今年は何もできないのではないかと思われる時期もありましたが、ありがたいことに、ここしばらくは数値が落ち着いており、来週の林間学校は実施できそうです。
計画が何度も変更になった影響で、準備の方はなかなか大変です。昨日は、体育館でフォークダンスの練習をしていました。11月の福島は寒いですし、コロナ感染拡大への予防という意味も有り、手袋をしたままフォークダンスを踊るというのは、生徒達の発案だそうです。
また、今日は、体育館でしおりの読み合わせを念入りに行っていました。会津若松市内の班別行動等もあるため、事前確認は非常に大切です。集合時間や乗車するバス、貴重品の管理等々、たったの1泊2日ですが、しおりに記入しなければならないことはたくさんあります。この事前準備のきめ細かさが、当日の活動の成否を分けます。
3枚目の画像は、2学年の職員が、空き時間を使ってキャンプファイヤーの準備をしているところです。本来なら子どもたちにやらせたい作業ですが、時間の関係で、職員が・・・ということになっています。大きな行事で生徒達の喜ぶ顔が見られると思うと、教師陣も力が入るのだと思います。
コロナ感染の予防を忘れず、ケガなく元気に、一回り大きく成長して帰って来られるよう職員一同支援して参ります。 (文責 飯田)
授業参観を実施します
昨日、3年生の保護者宛に、授業参観実施についての文書を発出しました。コロナ感染拡大の第6波は必ず来ると言われていますので、全面的に安心できるわけではありませんが、ようやく参観していただける状況が見えてきました。
今回は3年生を最優先で考えています。3年生にとっては、初旬の三者面談、中旬の期末テストと、11月は重要な行事が続きます。そのため参観日を11月下旬に設定しました。12月以降は入試等に関わり、授業参観は難しい状況になります。なんとか今の状況が続き、参観していただけるといいなと思います。
当日は、一学級を4班に分け、1時間に10人以下の参観者数での実施を考えました。不都合がある場合は、お子さん同士の話し合いで、参観時間の入れ替えをお願いします。また感染拡大防止という趣旨から、廊下等でのお知り合いの方々とのお話もご遠慮いただきたいと思います。様々な点でご不便をおかけしますが、ご容赦ください。
1、2年生につきましては、1月以降の実施を考えています。何とか感染が拡大しないことを祈るばかりです。
今後も引き続き、感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。(文責 飯田)
授業風景(研究授業でも頑張っています。)
食欲の秋、スポーツの秋・・・様々な秋がありますが、学校では、よく秋に研究授業を行います。柏市教育委員会から講師の先生方をお招きし、ご指導をいただきます。普段とは少し違った雰囲気になりますが、生徒達は普段と変わらず頑張ってくれています。
画像はじめの3枚は、1年生のタブレットを有効活用する社会科の授業です。
PC画像をスクリーンに提示したり、生徒達が各々のタブレットに打ち込んだ意見が一瞬のうちにデータとしてまとめられて全体化されたりと、ICTの良さを存分に盛り込んだ授業でした。
次の3枚は、3年生の数学です。グループ活動での話し合い結果をホワイトボードに記し、班ごとに発表していました。3年生ともなると、話し合いやボード記入等がとても手際よくできます。皆の前での発表も一生懸命でした。
最後の3枚は、以前にも紹介したハンドクラップを扱った音楽の授業です。ちょっとした合間に互いに教え合い、フォローし合う姿が見られ、チームワークの良さを感じました。
今日のご紹介は、ほんの一部ですが、どの学年、どのクラスの生徒達も落ち着いた学校生活を送っています。コロナ感染レベルがさらに改善し、一日も早く、以前のような学校生活が送れるようになる日が来ることを心待ちにしています。 (文責 飯田)