ブログ

2024年1月の記事一覧

図形で人助け

世の中で活用されている数学の図形の知識には何があるのか数学の教員に

聞いてみると建築・ゲームのプログラミング・車作りなど、あらゆる分野

で活用されているそうです。

本日の数学の授業では全学年が図形について学習しており、3年生の黒板

に書かれている数式はアルファベットが大半を占めているので図形と数式を

交互に確認しなければ理解するのが難しそうな内容です。音楽科の教員が教科

の枠を飛び越えてTTとして入っている様子からも授業の難しさがうかがい知れます。

しかし、生徒達は班活動で積極的に意見交換したり、教室前方で問題を

解答したりと、難問にもへこたれることなく挑戦しています。

高度な授業にもしっかりとついていく柏三中の生徒であれは、図形の知識を

活かす専門家になり世の中に貢献する未来もあるように思えます。

何が正しいのか?

1月1日に発生した地震による災害では、渋滞緩和のため個人での

ボランティアや支援物資は受け付けていませんと被災地の石川県から

発信があり、災害時に本当に必要な行動とは何なのかと考えさせられました。

本校の生徒会長も休み中にそんなことを考えたのか、登校初日の9日には

募金活動の企画を提案してきました。企画書の目的には「募金活動を通して

被害の少ない千葉県でも今回の震災を身近なものと捉える」「被災者に対して

できる事があると実感する」と書かれており、子どもながら全校生徒に

震災に対して考えるきっかけを投げかける思考と行動力は流石生徒会長

としか言いようがありません。

募金活動は本日の朝からボランティア委員会と生徒会総務部が協力して

実施しており、人員配置や活動の周知や道具の用意など、1週間程度で準備を

完了させていました。生徒達の行動力には感心するばかりです。

目利き

3年生は「カートくんの買い物★なびげ~しょん―「消費者の権利と責任」

の社会―」というネット教材を使用して、商品の比較検討のシミュレーション

をしています。小学生の授業で出て来ても違和感のなさそうなコミカルな

デザインをしていますが、ドライヤーの比較検討のシミュレーションでは

「全て同じ値段」「あからさまな欠点は無い」「どの商品も長所を紹介している」

と、単純に考えただけでは自分にとっての最適解を導くのは難しそうな難易度

をしています。しかし、生徒達は活発に意見を交換し、メリットデメリット

を考えたうえで購入する商品を選択していました。

家から1歩も出ずとも買い物が出来てしまう時代なので、与えられた情報で

商品について考えることは、生徒達が生きていくうえで必要な力である

ように思います。

超反応

3年生の英語の授業では、1秒ほどでスクリーンの画面を通過する

英語の歌詞を読み取り、その楽曲名を当てる速読クイズを実施しています。

日本語で歌詞が通過しても読めるかどうかあやしいほどのスピードですが

3年生は1番難易度の高い「鬼レベル」のスピードでも見事に正解していました。

よほど英語に慣れていなければ、このクイズに正解することは難しいのでは

ないでしょうか?生徒達の実力がうかがい知れます。

クイズは非常に盛り上がっており、教室後方の生徒は少しでもスクリーン

が見やすくなるように自席を立ち上がって勝負に挑むほどでした。

昇り竜

新年初日の登校日ですが、私立高校の受験が始まっている3年生は

受験に関する書類の確認をしており、既に心は冬休みから切り替わって

いる印象を受けます。今年の抱負を書く2年生でも、中学校生活

最後の総体や志望校合格へ向けた意気込みを書いています。既に文武

両道の覚悟を決めている2年生であれば、勝負の年となる2024年も

凄い勢いで駆け抜けてくれそうです。

本日の活動は午前中のみでしたが、生徒達が提出した素晴らしい書初め

の作品や菜の花学級の生徒達が収穫した大量の大根を見ていると、実り

の多い1年となる予感がしてきます。