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指が憶えている
1年生が音楽の授業で琴を弾いています。日頃触る機会が
少ないであろう楽器の登場に、生徒達も興味津々のようで
琴の周りを取り囲むように生徒達の輪が出来ていました。
演奏だけでなく演奏前の準備である「お調弦」も授業の
一環であり、生徒達は琴柱を正確な位置に配置しようと
努力していました。
2月9日に紹介した通り、ピアノを優雅に引く男子生徒も
多い音楽が得意な1年生ですが、そういった生徒も、課題曲
である「さくら」をいきなり弾くには苦戦しているように見えます。
しかし、琴よりも楽譜に目を凝らして演奏している様子を見ると
指を動かす感覚というものは、ある程度共通しているようにも
思えてきます。
いきなり楽譜を見ながら演奏できる1年生であれば、琴の腕前も
あっという間に上達していきそうです。