校長室の窓

いちょうっ子まつり

 11月11日(土)に創立115周年のお祝いとして、「いちょうっ子まつり」を開催いたしました。まず、ご協力いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。おかげさまで、子ども達も楽しく活動することができたのではないかと思います。

 保護者が出していただいたブースは、どれも楽しく、子ども達が生き生きと活動していた姿をたくさん観ることができました。また、子ども達が各クラスで出したブースも、それぞれがとても工夫されていたと思います。生活科や総合的な学習、各教科等で学んだことを各ブースで、ブースに来た子ども達が楽しく活動できるようなしかけをたくさん施していたように思えます。意欲的に活動している姿をたくさん観ることができました。

 現在、本校においても1人1台端末を配布してICT機器を授業の中でも活用しています。子ども達一人一人の考えを集約したり、他の子どもの意見を参考して、自分の考えを深めたり、様々なメリットがあります。

 また、ゲームなどの性能の向上は著しく、バーチャルの世界で、疑似体験できるようにもなり、バーチャルで味覚や触覚も感じられる世界もそこまで来ていると聞いたこともあります。一方で、自分の手で触ったり、空気を感じたり、香りをかいだり、自分の手でものを作り出したりの実体験の重要性もますます大きくなるのではないかと考えます。

 今回の「いちょうっ子まつり」は、まさに実体験が中心で、実際に物を作ったり、体を動かしたり、そして人と人とが触れ合ったりすることができました。子ども達の成長にとっても、素敵な時間を送ることができたのではないかと考えます。今後も、ICT機器の活用と体験活動の充実を図り、子ども達の成長につなげていきたいと思います。