校長室の窓

子どもが育つ魔法の言葉

授業中、各教室を回っていると、子ども達の様々な顔に出会えます。集中している顔・楽しそうに笑っている顔・考えている顔など、たくさんの子ども達の姿に出会えます。(中には、眠たそうな顔にも…)100人の子どもがいれば、100人の成長が見られますし、100人の個性に出会えます。みんな素敵な子ども達です。改めて、家庭での教育のありがたさに触れると共に、学校においても、子ども達一人一人を観て、指導支援して参りたいと思います。

 

子どもが育つ魔法の言葉

 

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになります

とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になります

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になります

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになります

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になります

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになります

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまいます

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになります

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育ちます

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学びます

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになります

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になります

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学びます

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知ります

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育ちます

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育ちます

守ってあげれば、子どもは、強い子に育ちます

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになります

 

               ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス 著

                               石井 千春 訳