校長室の窓

校長室の窓(令和5年度)

交通安全教室

 本日、講師の方をお迎えし、1年生から6年生まで、交通安全教室を行いました。

本校の学区には、国道6号線、国道16号線も含め、交通量が大変多い地域です。幹線道路にも、たくさんの車が走行していますので、交通事故が大変心配されます。

 また、不思議なことに、事故が起きるときはタイミングが悪く、普段であれば起きないときに起きてしまうことがあります。私の自宅の前の道路も、普段は車が通ることが少ないはずなのに、車庫から車を出すときに限って車が通ることがあります。確認しなければ、今までに何度も事故になっていたはずです。

 事故はいつ・どこで・どのタイミングで起きるかわかりません。本日の交通安全教室で、交通事故にあわないためにも、自分の目や耳で確認してから、道路を渡ることを改めて教えていただきました。今後も、自転車の乗り方もあわせて十分注意するよう、子ども達には声をかけて参りたいと思います。

笑う門には福来たる

長い夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。大きな事故や怪我の連絡もなく,ほっとしているところです。今後、修学旅行や校外学習、様々な行事が予定されています。一つ一つの活動を通して,子ども達がたくましく成長できるよう支援してまいります。どうぞご支援・ご協力の程,よろしくお願いします。

 本日、全校朝礼を行いましたが、学期のはじめと言うことで,学校教育目標について次のようにお話ししました。

○「よく遊び」の言葉の中には、休み時間は、たくさん遊んでほしいし、「よく学ぶ」では、授業中は、先生に教えてもらうと言うよりも、自分から進んで学んでいく、そんな柏第一小学校のみなさんになってほしいといった願いがこめられていること

○嫌な気持ちやつらい気持ちよりも、楽しい気持ちやうれしい気持ちの方が、心もわくわくしてくるし、学校に来て、頑張ろうという気持ちになれます。もちろん、学校に行きたくないなと思ったり、面倒くさいと考えたりする時もあるかと思いますが、様々なことを、できるだけ、プラスにとらえてもらいたいということ○「よく笑い」は一人だけでなく、みんなが「笑い合える」そんな学校になってほしいと思っています。そして、みんなが「笑い合える」ためには、「チクチク言葉」ではなく、「ふわふわ言葉」、相手に優しい言葉をみんなで使っていけると良いということ。(相手を傷つける言葉は、言われても嫌だし、たとえ自分に言われていなくても、聴いているだけで心が傷つきますから。)

○「笑う門には福来たる」ということわざがあるように、いつも笑っている人のところには、自然と幸福がやってきて、笑顔でいれば、毎日が楽しく前向きな言葉や行動が増えていくということ。

○高校野球の決勝戦、慶応高校と仙台育英高校の試合を見ていて、とても印象に残ったのが,どちらのチームも、どの選手も皆、真剣な顔の中に笑顔があったこと。苦しい場面や失敗してしまった場面も、みんな笑顔で乗りきっていました。誰もが失敗したくて失敗するわけではありません。失敗した人を非難するのではなく,笑顔で「どんまい」これで次のプレーに前向きに取り組めること。

○「一人が」ではなく、「みんなが」笑い合える事が大事です。だれかを助ける場合も、「助ける」ではなく、「助け合う」、「話す」も「話し合う」ことが大事だということ。

充実した夏休みを

 毎日暑い日が続き、子ども達も少々お疲れ気味な様子です。明日から42日間の夏休みに入りますが、本日の全校朝礼で、子ども達には2つお願いをしました。

 一つ目は、「夏休みに頑張ることをなるべく早く決めてほしい」ということです。夏休みは42日間あり、今日のんびりしても、たくさん休みがあるから「明日決めればいいや」「明日から頑張ろう」と思っていると、あっという間に7月が終わり、8月に入り、そして、あと1週間しかないって、いうことになってしまいます。「何となく楽しかったけれど、うーん」という気持ちになってしまうかもしれません。充実した夏休みを送るためには、「これを頑張った」ということが大切だと思います。自分で計画を立てて、頑張り目標を決め、実行することが大事です。難しいことや続けることが困難な目標を決める必要はありません。でも、何もしなくても達成してしまう目標でも困ります。少し意識して頑張れば、続けて行うことのできる目標を決めることが大切です。また、どんな目標を決めたかの内容ではなく、計画を立て、やり通すということが大事です。したがって、頑張ることは勉強でなくても良いと思います。是非、みなさん一人一人考えて、早めに頑張ることを決めてほしいと思います。低学年のみなさんにも、自分からやれるものを一つでもいいので考えて、実行できるように呼びかけました。

「毎日本を読む」とか「おうちのお手伝いをする」といったことであれば、できそうな気がしますが、どうでしょうか。自分で計画的に生活できると良いかと思います。

 二つ目は「命」についてお話ししました。

この地域は、大きな道路があるだけでなく、そこから分かれて細い路地もたくさんあります。そして、その細い路地に自動車がたくさん走っています。私が、一番心配なのは、皆さんが自転車を運転していて,急に飛び出し,自動車とぶつかってしまうことです。特に自転車に乗るときは,十分に気をつけてほしいと思います。また、水の事故も増えているので、十分に気をつけるようお話ししました。

この2つ以外にも、柏一小のグランドを使っての夏まつりや柏まつり、地域のお祭りにも大人の人と一緒に是非参加してほしいと呼びかけました。子ども達には、この柏第一小学校を、この地域を今よりももっともっと好きになってほしいと思います。

 

「教わる」から「学ぶ」へ

 毎日暑い日が続き、体調を崩してしまう子どもも見られます。熱中症の心配もあるので、熱中症予防指数に基づきながら、外での活動を控えることが多くなっています。外遊びができず、残念ですが、子ども達の体調・健康を考えながら、今後も行っていきたいと思います。

 11日(火)に授業の質の向上、教職員の指導力の向上等を目的として、職員の校内授業研究会を実施いたしました。「子ども達の思考力・判断力・表現力の資質・能力を高める学習」を充実させるために行いました。本校として、重要ととらえていることは、子ども達が、いわゆる学習者が主体となる授業づくりです。子ども達も発達段階があるので、1年生から6年生まで同じというわけにはいきませんが、「教わる」から「学ぶ」への転換を図っていくことが大切だと考えます。そして、その支援の一つとして「一人一台端末」の活用も図っています。

 もちろん、知識という土台・基本があっての活用であり、応用でもあるので、基礎・基本を大事にしながら、自ら学び取っていく子ども達に育ってほしいと願っています。

林間学校-団結・絆-

 6月29日(木)30日(金)に5年生が1泊2日で林間学校に行って来ました。2日目の午前中、小雨が降りましたが、予定通りの活動をすべて行うことができました。

 今回の林間学校で子ども達が決めためあては、「団結し 仲間とともに 絆深めて思い出作り全力で」です。

 団結は一人ではできません。複数の人がいてはじめて成り立つものです。また、一人一人が一生懸命に頑張るだけでなく、友達が困っていたら、声をかけたり、手をさしのべたりすることも大切だと思います。支え合うことが大切だと思います。

 絆も同じです。もし、今やっていることがまちがっているのならば、お互いに声をかけ合うことが大事になってきます。その時に大切なのは、一方ではなく、お互いが認め合うということだと思います。

 5年生の子ども達は、林間学校の各活動を通して、きっと団結・絆が強くなったのではないでしょうか。今後も、学校生活の様々な場面で、ますます素敵な姿をたくさん見せてくれることを期待しています。