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【全学年】芸術鑑賞会が開催されました♪
先月の5月27日(火)に行われたワークショップに引き続き,6月17日(火)に新国立劇場合唱団の方々をお招きして,芸術鑑賞会の本公演を行いました♪ この日はなんと,32名の方が来てくださいました!
本日は気温が高く熱中症の心配もあったため,当初の全校一斉の予定を変更し,前半の部(1~3年生),後半の部(4~6年生)と2部に分けて,時間も短縮しながら公演を行っていただきました。
初めに合唱していただいたのは,『旭小学校の校歌』です。
同声合唱の曲を混声4部合唱に編曲していただき,とても深みのある素晴らしい校歌を披露していただきました。 途中の3番からはヘ長調からト長調に転調されていて,その華やかさに気分が高まりました♪
次に披露していただいたのは『ほたるこい』で,女性の方のみでの合唱です。
ワークショップの時には出てこなかったメゾ ソプラノという声域を,「ハンバーガーのパティのように合唱の味を決める存在」と分かりやすい例えで教えていただき,3つの声域(ソプラノ,メゾ ソプラノ,アルト)による輪唱での歌声のハーモニーを味わいました。
続いては男性の方のみでの合唱で,『ソーラン節』。
声域も4つ(テノール,第2テノール,バリトン,バス)に分かれ,女声合唱とはまた雰囲気が変わり,ドンと迫力のある歌声を聞かせていただきました。力強い歌声に,思わず踊りたくなった児童もいたようです。
ここからが部によって違います。
前半の部(1~3年生)の合唱は,セカイノオワリの『RPG』と「カヴァレリア・ルスティカーナ」より『オレンジの花は香り』です。
クレヨンしんちゃんで知っている『RPG』の歌を,子どもたちはノリノリで聴いていました。また『オレンジの花は香り』はオペラ仕立てで,普段見ることができない,歌と演技が合わさったものを見せていただきました。
よく見ると女性がケンカをしているような様子もあり,どんな内容なのだろうと想像を膨らませられる,とても見ごたえのあるものでした。
一方,後半の部(4~6年生)では,「交響曲第九番」より『第四楽章(ベートーヴェン作曲)』と「椿姫」より『乾杯の歌』を披露していただきました。
『第四楽章』は迫力のある4人のソリストの歌声とともに,あの有名なメロディをドイツ語で,『乾杯の歌』はイタリア語での演技付きの合唱でした。流石,高学年向け! 子どもたちの近くを歩きながら歌ってくださり,子どもたちは大興奮でした。
最後は,前半の部も後半の部も同じ曲で,『勇気100%』を振り付きで歌っていただきました。
子どもたちは歌声に合わせて手拍子をしたり,一緒に振り付けをしながら歌ったりと,暑さも忘れて最高潮の盛り上がりを見せていました。
新国立劇場合唱団のみなさま。とても素晴らしい歌声を間近で聴かせていただきました。
子どもたちに貴重な経験をさせていただき,ありがとうございました。