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道徳の授業の進め方~広中先生の授業から学ぶ~

  

  

今日は、道徳の研修を行いました。麗澤大学客員教授の広中先生をお迎えして、2・3・4年生のクラスで道徳の授業をおこなっていただきました。目的は、子どもたちの道徳学習の興味関心を高めることと教職員の道徳授業教授法の研修のためです。2年生のクラスでは「きいろいベンチ」という題材での授業でした。この授業のねらいは「はっとして顔を見合わせた2人が失敗から学んだことを通して、みんなが使うものやものを大事にすることで、自分もみんなも気持ちよく過ごせることを理解し、自分1人ではなくみんなで使うという意識をもって進んで大切に使おうとする心情をそだてる」です。1人1人がこの教材にとても興味を持ってよく考え、活発に自分の意見や考えを発表していました。

  

 

4年生の題材は「花さき山」です。この授業のねらいは「山姥の話を聞くあやに寄り添いながら、花さき山に咲くたくさんの美しい花について、思い思いに語りあうことを通して、人の心や行動の気高さや美しさを感じる」「問題解決の過程で何者かに見られているという感覚を意識し、自分なりに誠実に美しい花を咲かせようという気持ちを高める」tいう2点です。4年生は、はじめは遠慮した感じでしたが、広中先生の優しい語りかけに安心して、どんどん自分の考えや気持ちを発表するようになりました。また、良い気づきもたくさんありました。たくさんの先生方も参観し、学ぶ機会としました。

 

 

3年生では、「窓ガラスと魚」という教材でした。ねらいは「相手の苦しみを自分事とすることが、自分の過ちを素直に改める原動力になることを理解し、正直に明るい心で生活しようとする意欲を高める」です。気持ちを色の割合で表し、友達と自分の考えを伝え合いました。

 

授業は、振り返りとして広中先生より今日の授業のこと、道徳の授業の進め方などを直接学ぶことができました。先生方もより良い授業を行うために、様々な方法で学びを深めています。広中先生、ありがとうございました。(校長 小田川)