令和4年度

科学実験部 田植え 6.12

  天候的に,実施が危ぶまれた今年度の科学実験部による「田植え」でしたが,この日の為に,柏染谷農場の染谷さんが残してくださっていた田んぼにて行われました。

  柏染谷農場の田んぼまでは,自転車で向かう者は田中中学校に集合して,集団で向かいました。一方,田んぼまで,保護者に送っていただいた現地集合組。この両方を足した14名が,田植えを体験させていただきました。植えた稲の名は「ゆめあおば」。飼料用として,実った暁には使われるとのことでした。以前は,日本人一人当たり年間120㎏も消費されていたお米ですが,現在では54㎏,以前の半分以下にまで落ち込んだため,今回田植えする稲のような使われ方もされる,と染谷さんは語られていました。田中小や田中北小で体験済み,の生徒と,そうではない生徒とでは植えていくにつれ,植え方,植えるスピードに差が見られましたが,いずれにしても,お米の現状,そして,お米が作られる過程を学ぶことができた,有意義な1時間半でした。

         

         

         

         

         

         

 最後の方では,カエルを発見。科学実験部だけに,その存在に引きつけられて,田植えを忘れる?一幕もみられました。こっそり,生徒がやり残した部分を植えてくださる染谷さんの姿,写真撮影のために同行してくださった高荒さんの支えもあったおかげで,残されていたひと区画を植え終えられました。お力添えいただきました方々に,お礼申し上げます。有難うございました。