令和4年度

10.2 科学実験部 稲刈り

  秋晴れの空の下,科学実験部が田植えに続いて,実際に自分たちが田植えを行った場所ではありませんが,その田んぼ近くの稲刈りを行いました。幾分暑いくらいの日にさらされる形ではありましたが,次第に鎌を使っての手刈りにもなれ,スピードも増す一方。しかし,そこは機械と人間の違い。少しずつ疲れや手の痛みを感じてきたようなところで,田んぼを管理していらっしゃる柏染谷農場の染谷さんから終了のお声をいただき,終了となりました。田植えの折もそうでしたが,お米をはじめ,私たちが普段当たり前に食べたり,飲んだりしているものが,もし機械が作るのではなく,ひとつひとつ手で作らなければならなかったとしたなら,どれだけ大変な思いをして作られるのだろう,を実感できたものと思われます。この稲刈り後,染谷さんのご厚意で,刈り取ったお米になる前の実を乾燥し,外皮を剥がして玄米にする工場の見学を進めていただき,その工程も見学してまいりました。短い時間ではありましたが,腰の痛さや手の痛さに加え,物を作る人の大変さが身にしみて感じられた貴重な体験でした。科学実験部の皆さん,お疲れ様でした。