逆井小日記 令和5年度

6年生いのちの授業

男女の心と体の性差,一人一人が奇跡的な存在であること,実際の誕生の様子の映像など,とても充実した内容で,2時間近い内容でしたが,子ども達はとてもよく聞き入っていました。

子ども達の質問には,「双子の誕生はどのようにしておこるのか?」「助産師になるにはどうすればよいのか?」「受精の際,女性の心や体にどのような変化が起こるのか?」ととても深い内容の質問が出てきました。また,感想も自分の言葉でよく発表していました。

助産師の方,視察の教育委員会の方々からも,子ども達のお互いの話の聞き方がよいこと,自分事として質問や考えを発表できることを褒めていただきました。

 

「みんなの子育て広場」事業として,PTA学年部進行による保護者の会も行いました。講座終了後,助産師の方を引き留めてお話を聞く方々が後を絶たず,とても充実した講座となりました。

 

【保護者の感想より】

・性に対して,具体的にわかりやすく教えてくださり感謝します。親として子どもにどう教えていくべきか悩んでいたところだったので,とても参考になりましたし,大人でも知らなかった事もあったので勉強になりました。出産のビデオでは自分の時を思い出してしまって涙が出ました。この時の気持ちを忘れずに今後も子育て頑張ろう!と思いました。参加させて頂きありがとうございました。来て良かった授業でした。

・私の子どもは,まだ2年生ですがあと3年でもしかしたら初経を迎える可能性があると思うのです。今でも「赤ちゃんはどこから来るの?」と質問を「こうの鳥と言う幸せを運ぶ鳥が来るのよ」とだましながらですが,まずは心のあり方からの勉強。そして,自分がどうしたい,自分はどう思ったなどの自分の心の問いを今からでもやってみる大切さや,話すときのI(主語)を大切にすることはやってみたいと思いました。

・自分が小学生の時,女子だけ別室に集まり,性教育を受けたことを思い出しました。今は男子も一緒に教育を受けることに驚きました。そして男子がふざけることなく真剣に話を聞いていることに感動しました。男女の体についてお互いに学ぶことは,お互いを大切な存在として認める事につながるのだと思いました。思春期真っ只中の息子に,まだ性教育ができていません。しなくてはと思いながら,今になってしまいました。今回の授業をきっかけに息子のサインを見逃さず,タイミングを逃さず,彼に命の大切さを基本に性の話をしていきたいと思います。

・来て良かったです。とても素晴らしいお話が聞けました。出産を経験した大人の自分でも,恥ずかしいくらい知らないことがありました。6年生でこのような授業を受けられるのはとても大切なことだと思います。もっと沢山の人に聞いてほしかった。とても分かりやすい授業でした。感動しました。男の子の親として,性に対してきちんと対応してあげたいと思いました。お二人の助産師さん,本当にわかりやすい授業をありがとうございました。

・「性は心の生き方そのもの」心と体の大切さを分かりやすく子ども達にも教えて下さり,すごく良い講習でした。大人になるとは,自分とは何かを考え,「あなたはあなたのままで良いよ」というメッセージがとても印象に残りました。来年の6年生にも是非聞かせてもらいたいです。