藤っ子日記(令和5年度)

6月7日の藤心 教育実習生の精錬授業

2人の教育実習生が、今日、精錬授業を実施しました。

2時間目に5年1組で算数「割り算の世界を広げよう」を展開しました。本時の学習のねらいは、「整数÷小数の計算の仕方を数直線を用いて考えることができる」です。素材となる問題を確認し、立式をすると300÷2.5となりました。整数÷整数は既習済み。ても、今日は、整数÷小数になっています。ここからが今日の学習。どのように考えれば、この計算ができるのかを考えていきます。

 

自力解決の時間で子ども達は自分の考えを整理していきます。その後、考え方の発表で共有していきます。「小数を整数に直して」というところが考え方のポイントでした。気をつけるところは、割る数を整数にするために10倍したなら、割られる数も10倍して計算する必要があるというところです。 

 

計算の仕方を理解した後は、まとめをして、その後、適用問題で今日の考え方を使って解くことができるのか確認をしていました。

午後になって5時間目は4年1組で算数「角の大きさ」を展開しました。本時のねらいは、「180度より大きい角度の測定の仕方を、既習の分度器を用いた角度の測定の仕方を基に考え、解決することができる」です。

 

問題では180度以上になることは明らかなので、2直角180度や4直角が解決のポイント。自力解決では、180度とあと何度かを足して解決する子、360度から余計な部分の角度を引いて解決する子がいました。3直角からの引き算も可能な問題でした。この授業では多様な考えを異同弁別する楽しさがあります。

 

1直角90度、2直角180度、3直角270度、4直角360度を問題に合わせて上手に活用できると、角度の問題を解くことがより素早くなります。

2人の教育実習生、お疲れ様でした。教師を目指す人が必ず通る道です。実習も残りわずか、子ども達と楽しい時間を過ごしてほしいと思います。