令和5年度まで

百聞は一見にしかず(3年生)

3年生が消防署の見学に行ってきました。

見学は2時間半のロングバージョン。

その間,子どもたちは飽きることなく「見て」「学び」続けました。

さてさて,どんな様子だったのでしょうか。

いきなり,目の前には本物の消防車が。しかも,何種類も。

「ポンプ車」「救助工作車」「はしご車」「水そう車」などなど…

レスキュー隊の精鋭の皆さんが,各車両の特長・装備・働きについて詳しく解説してくださいました。

(皆さん,本当に説明がお上手で,教員にスカウトしたいくらいでした。(^^♪)

さて,下の写真を見てください。わかりますか,子どもたちの真剣な表情と姿勢。

「話を聞きなさい」「大切なことはメモに取るんですよ」

なーんて言われたからこうしているわけではありません。

とにかく「聞きたい」から,「わかったことを逃したくない」からなんです。

どうしてこんなに真剣なのかですって?

それは,学習に対するモチベーションが高いからです。

事前に消防署の学習をし,興味関心を高く持ったうえで見学に来ているからです。

遊んでいるときの子どもたちの表情とは,ちょっぴり違いますよね。(^^)/

勉強が好きとか嫌いとか,よく言いますが,本来人間は誰しも「学ぶ」ことは好きなんです。

好奇心のない人間はいませんからね。

「自分の知らない新しいこと・新しい世界を知りたい」「これはなぜだろう・どうしてだろう」

という探求心は誰もが持っています。

子どもたちの子の表情は,それを物語っています。

今回の見学で私が1番感心したのは,子どもたちの「積極的に質問する姿勢」です。

レスキュー隊の方が説明している合間に,場所を移動する合間に,そして質問タイムに。

とにかくたくさんの子が「われ先に」と手を挙げて質問をしていました。

さらに感心したのは,事前に考えてきた項目だけでなく,その時その場で疑問に感じたことを

すぐさま質問する姿が見られたことです。

 とにかく,質問がひっきりなしでした。

隊員の方の受け答えが,また上手なんです。

「おーっ,また素晴らしい質問が来ましたねえ!」

なんていうものですから,子どもたちも張り切るわけですよ。

見学の最後には,隊員の人も子どもたちのパワーに圧倒されて,

「じゃあ,どうしても聞きたいっていう人だけ手を挙げて…」

なんて言っていました。それは,火に油を注ぐというものです…。

余計に質問者が増えていました。(^^♪

今回の見学は,スペシャルバージョンです。

レスキュー隊の皆さんの訓練の様子まで,じっくり見せてくださいました。

 

説明しているときの和やかな表情とは打って変わって

真剣かつ素早く隙のない動きで救助訓練を行う隊員のみなさん。

子どもたちからは,歓声や感嘆の声が漏れていました。

私たちの安心安全な暮らしを守るために,日夜努力を重ね,命がけで働いてくださっている消防署の方たち。

誇りをもって働いている隊員の方たちの姿に触れて,

「働くことの意味」も学んだことでしょう。

柏市東部消防署の皆様,本当にありがとうございました。

    未来の消防士のみなさんです!