令和5年度まで

おそうじ できるかな?

おそうじ できるかな?

1年生もお掃除を始めました。

とは言うものの,初めてのことばかりで,やり方がよくわかりません。

そこで正義の味方,6年生の登場です。

ほうきの使い方,モップのかけ方,ぞうきんの絞りかた等など…

6年生が手取り足取り教えてくれます。

それだけではありません。

1年生が自分で作業を進められるようになると,

6年生は少し距離を取り,黙って見守っているではありませんか。

1年生が上手にモップがけができると,「すごい,上手!」6年生は,すかさずほめていました。

この交流活動には2つの価値があります。

6年生をモデルとして新たなことにチャレンジし,1年生が上級生へのあこがれと尊敬の念を抱くこと。

1年生から頼りにされ,教える立場になることで,6年生には上級生としての自覚と「貢献感」がわいてくること。

どちらかというと,6年生にとっての方が,より意味のあることなのかもしれません。

人は「貢献感」を抱くことで,自己肯定感と自尊感情を高めることができるのですから。

先日,1年生の給食の片付けをサポートする6年生の姿を見ました。

6年生は,自分達の給食を食べ終えてから,1年生の教室に向かいます。

それはそれは忙しいわけです。

1年生の手伝いを終えた後の6年生の会話です。

「1年生のお手伝いって,楽しいね。」「うん,そうだね。」

何気ない会話ですが,6年生の子どもたちの充実感があふれているように感じられました。

子どもたちが成長する上で,異学年同士の交流は本当に貴重なものなのだと改めて感じています。

1,6年生の記事が続いています。他の学年のお子さんの保護者の皆さん、ごめんなさい。これから時間をかけて、たくさんの子どもたちを登場させて記事を作っていきますので、もうしばらくお待ちください。