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令和5年度まで
吹奏楽部の皆さんへ その2
みんさん、元気にしていますか。先日の登校日に何人か見かけましたが、少し成長した姿を見て嬉しく思いました。
コンクールの件、みなさんももう知っているかと思いますが、中止になりました。
全日本も中止、東日本も中止、千葉県は最後まで何かできる方法はないか考えていたようですが、結局皆さんの命を優先するということで、中止になりました。
私は、コンクールで賞を取ることができないのが寂しいのではなく、コンクールを通して自分の限界まで諦めずに頑張ったり、仲間のために心を動かし自分にできることはないかと考える そんなひと夏の経験を君たちに与えてあげられないことが寂しいです。
この2ヶ月間、皆さん楽器を持って帰って自分のために、そして仲間のために練習してきたと思います。コンクールがなくなったからと言って、その気持ちや努力を無駄にはしたくないですよね。全体無駄ではないですし、無駄にしないよう、私も考えています。
これから分散登校が始まりますが、音楽の授業や部活は、通常授業に戻るまで、始めることはできません。みんなの一人一人の努力で通常に戻ったときには、コンクールに変わる目標をいくつか考えていますので、皆さんに相談します。
6年生にとっては、最後のコンクールでしたが、それに変わる思い出を残してあげられるよう私は努力しようと思います。
それまで、みんさんは自分や家族を大切にしてください。そして、会えなくても仲間を思いやる心を忘れずに、私たちは「心」でつながっていましょう。
持ち帰っている楽器は、部活が始まるまで家で練習してください。
おうちの事情でマウスピースのみ持ち帰っていて楽器を学校で吹きたい場合は、相談に来て下さい。
笑顔で再会できる日を楽しみにしています。
吹奏楽部顧問 野﨑照代