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音楽の喜び(4,5年生)

音楽発表会が近づいてきました。

運動会と並んで,柏八小の一大イベントです。

運動会の素晴らしいところ。

それは,敵と味方(紅白)に分かれて協働することで子どもたちが持てる力を最大限に発揮するところです。

勝っても負けても,そこには大きな達成感と連帯意識が生まれます。

では,音楽発表会の素晴らしいところは何か。

それは,心を一つにして演奏することで極上の一体感と達成感を味わえるところ。

そして,発表する側と聴き手がいることで,音楽を共有体験し,感動を生むところではないでしょうか。

音楽の授業を通して,パート練習,クラスでの練習は終わりました。

今週から,練習の場を体育館へと移し,学年全体での合唱・合奏の練習に入りました。

まずは,4年生の合奏練習の風景から。

 

ご覧のとおり,合奏では様々な楽器が登場します。

もちろん,演奏している内容(楽譜)は全て違います。

自分のパートをマスターし,まず,一人ひとりが演奏できるようにする。

指揮者を中心にして,同じテンポで,楽器間の音量のバランスを考え,抑揚をつけながら,互いの動きを合わせていく。

演奏の完成までには,いくつものハードルが待ち受けています。

今日の4年生の演奏「ラデッキー行進曲」は素晴らしかったです。

今年になってからの大きな成長が,全て合奏に表現されているように感じました。

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートにも負けない素晴らしい演奏を,楽しみにしていてください。(^^♪

さて,こちらは5年生の合唱です。曲は二部合唱「今日から明日へ」。

仲間の大切さ,共に歩む幸せを歌にした。そんな曲です。

この子たちは,昨年の音楽発表会で素晴らしい合唱を披露しました。

あれから1年。その歌声はさらに磨きがかかっていました。

アップテンポの歌を,子どもたちは朗々と歌い上げます。

抑揚,強弱の付け方も見事。聴いていて思わずぞくっとしました。

のびのびと自分を解放させて声高らかに歌うことは,実に難しいことです。

そもそも,仲間への信頼感がなければ,安心して声を張ることはできません。

歌う前,そして歌い終わった姿の堂々としていること。さすが5年生です。

林間学校を終えて,また一回り成長したように感じます。

当日の素晴らしい演奏を楽しみにしていてくださいね。♬