令和7年度

子ども司書になろう!

司書とは,図書館の資料の収集・整理・保存を行い,利用者に情報提供や読書支援を行うお仕事です。

図書館と同じように,学校の図書室にも司書(学校図書館指導員)さんがいます。

司書の方が入ってからというもの,図書館の様相ががらりと変わりました。

教室の環境,本のレイアウト,季節に合わせた本の展示と紹介などなど。

今では学校に立派な図書館があるようなものです。

さて,柏市では「子ども司書」を育てようという試みを行っています。

司書の仕事の「いろは」を全8回の講義を受けながら学びます。

講師を務めてくださるのは学校図書館指導員の先生です。

これまでの講義の内容はといいますと…

1 子ども司書の心得

2 子ども司書の仕事

3 本の探し方と並べ方

と,このように進んできました。

第4回目の今日のテーマは「本の作り」と「本の修繕の仕方」。

本の修繕は実技です。傷んでいる本を,補修用テープで修理します。

皆真剣そのもの。

子どもたちに「子ども司書」に応募したきっかけを聞いてみました。

「本が好きなので,もっと本のことを知りたいと思いました。」

「お姉ちゃんがやっていたので,自分もやりたいと思いました。」

「『あなたは本が嫌いだから,やってみたら。』とお母さんに言われたからです。」

なるほど,申し込みのきっかけは様々ですね。

でも真剣に取り組む姿勢はみんな一緒でした。

5回目以降の講義では,「読み聞かせ」と「ブックトーク」の実習があります。

子どもたちはどんな本を選び,どんな読み聞かせをしてくれるのでしょうか。今から楽しみです。

しっかり学んで,立派な子ども司書さんになってくださいね!(^^♪