令和7年度

「お助け隊」がやって来た!(2,6年)

昨年の秋からスタートした学習サポート。

「柏第四中学校区コミュニティスクール(CS)」の呼びかけにより,

今年もたくさんの地域の方々や保護者の皆さんに,「お助け隊」としてご協力いただいております。

こちらは6年生は家庭科の授業風景です。ミシンを使ってトートバックを作成しています。

このミシンが曲者でして。

糸の通し方を一カ所でも間違えば,ミシンは動きません。

順調に動き始めるまでが一苦労なのです。

そして,安全にミシンを使いこなすのも,慣れない子どもたちにとっては難しいことです。

でも,柏八小にはお助け隊の人たちがいるから大丈夫。

困ったときには,直ぐに相談の乗り,作業を見守ってくださいます。

どの操作に手違いがあったのか,どうミシンを使えば安全なのかについて,的確にアドバイスしてくださいます。

お陰で,子どもたちの学習は順調かつ安全に進んでいきます。

子どもたちだけでなく,担任の先生も大助かりです。

担任一人の力では,限られた時間の中で,すべての子どもにまんべんなく指導することが不可能なので。

トートバック作りの授業は,各クラス3回,計9回行われます。

その間,お助け隊に入ってくださる方はのべ48名。

平均すると1回の授業に5人以上のお助け隊の方が入ることになります。

本当にありがたいことです。

さてこちらは2年生の教室です。

2年生では今,スピード別の算数の授業を行っています。

「チーター」は,自分の力でどんどん問題を解いていきたい子どもたちのグループ。

「かめ」は,困った時には自分から質問し,個別に丁寧に教えてもらえるグループ。

「うさぎ」はその中間のグループです。

子どもたちは自分の判断で所属グループを決めて,授業に臨みます。

ここでも,お助け隊の方たちが大活躍。

主に「かめ」グループに入り,子どもたちをサポートします。

勉強(特に算数)で大切なのは,「できた!」という気持ちを味わうことです。

わからない問題を前にして手も足も出ないことほどつらいことはありません。

(大人だって同じですよね。)

かめグループの子どもたちは,困ったときにはいつでも個別に教えてもらい,こまめに丸を付けてもらえます。

「やればできる」という経験を積み,徐々に意欲が高まり,表情が明るくなってきています。

CSによる学習サポートは昨年の9月からスタートしました。

保護者の方,地域の皆さんが子どもたちをサポートしてくださったことで,

たくさんの子どもたちの学びの充実につながっています。

これからも,CS発信による学習サポートの依頼が皆様の元に届くことと思います。

できる時にできることで結構です。どうぞこれからも積極的に学校に足を運んでいただき,

柏八小のかわいい子どもたちの「お助け隊」として,力をお貸しください。