令和7年度

レイソルしま専科(6年生)

6年生のキヤリア教育の一環として,柏レイソルの選手とスタッフの皆さんが柏八小に来てくださいました。

レイソルスタジアムのお膝元とあって,子どもたちの中には熱心なレイソルファンがたくさんいます。

10数人の子どもたちは,この日のためにレイソルのユニホームを着て,選手たちをお出迎えしていました。

念願の選手との対面の瞬間です。

(1番右にいらっしゃるのが,「レイソルしま専科」の企画運営をし,この日の進行をしてくださった方です。)

スタッフの方の進行で会がスタート。

選手の皆さんにこんな質問が投げかけられました。

「普段大切にしていることは何ですか。」

選手の皆さんからは,こんな回答が返ってきました。

「いい準備をすることですかね。自分は今何をするべきなのか,自分に今何が足りないのか。常に自分に問いかけて,なりたい自分になるために準備をしています。」

「自分の一番近くにいるライバルを見つけることです。そして,そのライバルに勝つ。自分はそうしてこれまでやってきました。」

「自分をもつことを大切にしています。短所をカバーすることも大切だけど,自分の得意なことを見つけて,それを伸ばすことが大切だと思います。」

熾烈な争いの中を潜り抜け,今プロとして最前線で活躍している選手の皆さんの言葉。

だからこそ,子どもたちは真剣に耳を傾けていたのだと思います。

「選手の皆さんの子どもの頃の夢」にテーマが移りました。

やはり皆さん,子どもの頃からサッカーに真剣に取り組み,プロサッカー選手を目指していたということです。

話がひと段落したときに,キャプテンの犬飼選手がこう言いました。

「皆さんの夢は何ですか。教えてほしいな。夢はね,言葉にしてみんなの前で語ることで実現するんだよ。」

想定外の投げかけに,子どもたちはざわつきます。

急に,「自分の夢を語ってごらん」と言われても。ましてプロのサッカー選手を前にして…。

躊躇する気持ちはよくわかりますよね。

それでもしばらくすると,ぽつぽつと子どもたちの手が挙がり始めました。

「ぼくはプロサッカー選手になりたいです。」

「将来の夢ではないけれど,今習っているバスケットでレギュラー選手になりたいです。」

「私は,今日の話を聞いて,将来レイソルに関係するスタッフの仕事をしてみたくなりました。」

勇気を出して発表してくれた子どもたちに拍手ですね。(^^♪

その後,質問コーナーがあり,ある子どもが質問しました。

「どうすれば,リフティングが上手になりますか。」

その後の写真がこちらです。

なんと,レイソルの選手の方に手本を見せてもらいながらボールをやり取りし,

実際に自分のリフティングを見てもらうという展開になりました。

嬉しかったでしょうね。一生の思い出になったことでしょう。

最後にクラスごとに選手の皆さんと集合写真を撮りました。子どもたちは大喜びです。

これで終わるはずが…。

なんと,最後の最後に,子どもたちから選手とスタッフの皆さんに歌のプレゼントがありました。

曲は「ロレンソ」。レイソルが試合に勝った時に,サポーターと選手が一緒になって勝利を喜ぶ歌です。

子どもたちは飛び跳ねながら,精一杯の歌声を披露してくれました。

 これにはレイソルの皆さんも大喜び。本当に嬉しそうな笑顔で子どもたちの歌声に拍手をしてくださっていました。

我らの柏レイソルは,今年勝利を積み重ねています。

ルヴァンカップでは決勝にコマを進めました。(対サンフレッチェ広島戦 11月1日)

J1リーグでは,現在2位につけ,優勝争いをしています。

そんな忙しい中で時間を作り,今回柏八小に来てくださいました。

感謝の気持ちと共に,今後の柏レイソルを応援していきたいですね。

がんばれ,柏レイソル!!